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12/2「ネット予防イベント@三鷹」開催しました!

ネット予防イベント「ネット/スマホ/ゲーム依存をいま防ぐ~子どものみらいのために」を12月1日(日)に開催しましたので、当日の様子をレポートしたいと思います。

20191105_MIRA-i_ブレスイベントサムネイル

ネット依存が社会問題になり、ニュースでも見聞きすることが多くなっている中、普段使っているスマホやゲームについて、「このまま使っていて大丈夫なのかな?」と感じることも少なからずあると思います。
自分だけでなく、お子さんに対しては特に、心配に感じている方が多いようです。

ネット依存について正しい知識を持ち、予防するためのポイントを知ってもらうことで、ご家族が健康的にネットと付き合っていけるよう、私たちは予防イベントを各地で実施しています。

今回は、MIRA-iが普段活動している東京都武蔵野市でワークショップ形式のイベントを行いました。会場はコワーキングスペースBreathさん。おむつ替えやキッズスペースのあるイベント会場なので、親子でも参加しやすかったのではと思います。

当日は大人の方7名、お子さん4名が参加されました。
お子さんが飽きた場合はキッズスペースで遊ぶのもOK。リラックスして楽しみながら参加できるよう配慮しました。

導入

はじめに今人気のオンラインゲーム「フォートナイト」の実況動画をお見せしました。お子さんの中には、「知ってる!」との声が。大人の方は知らない方がほとんどでした。

普段ゲームをしない場合、親としては「ゲームなんて何が面白いの?」と避けてしまいますが、子どもが何に興味を持っているかを知ることも大切です。ゲームが苦手な方でもゲーム実況動画を見てみると、ゲームの世界を垣間見ることができます。

ネット依存とは

続いてネット依存の現状、メカニズム、悪影響などについてご説明しました。実際にスマホやゲームを使いすぎることでどのような影響を及ぼすか、具体的なイメージを持っていただくと、より自分のこととして、ネットとの付き合い方を考えられるのではと思います。

スマホ依存度セルフチェックも参加者の方々と実施しました。主観では依存なのか判断できない場合、チェックリストなどのツールを使うと客観的に把握することの手助けとなります。

対応方法について

実際にお子さんがスマホやゲームを使いすぎている場合、どのように対応すると良いのか、という親御さんの不安の声が最も多いです。
今回も対応のコツについてお伝えしました。さらに、参加者の方にご協力いただき、ロールプレイを実施しました。
頭では分かっていても、実際にやるのは難しいものです。身体で覚えるためにはロールプレイはうってつけです。

ロールプレイの流れ

ロールプレイの場面設定は、「中1の男の子がリビングでスマホゲームに夢中になっており、親がゲームを切り上げて夕食に誘い出す」というもの。

まず、参加者の中から子ども役と親役を決めて、いつもの自分でロールプレイをしていただきました。
親役の方は、子どもの気持ちに寄り添いながら自然に夕食に誘っており、すばらしかったです!子ども役は、参加者のお子さんが引き受けてくださいました!親御さんに「やってみたら?」と促されると快く「いいよ」と。ご協力ありがとうございました!

次に、親役を心理師の森山が担当してロールプレイを行いました。その後、解説をしました。

依存になりにくいライフスタイルについて

最後に依存になりにくいライフスタイルについて、心理師の立場からお話しました。マインドフルネスのエクササイズを用いて、五感を豊かにするコツなどもお伝えしました。

Breathイベント風景②20191201

最後に

今回は親子での参加が多く、親子で楽しみながら学べるイベントになるよう心がけました。親子で共通認識を持つことは大切です。お互いが何を考えていているかが分かると、安心できて親子の信頼関係が深まります。

今後も親だけでなく、お子さんも一緒に参加できるようなイベントを開催していきたいと思います。

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