子供の脳出血 息子の闘病記 2回目のガンマナイフ #16
2008年3月31日
2回目のガンマナイフを受けるために、入院。
病院に入る前に、お寿司をたっぷり食べてきた。主治医あきれる・・
その日は、何もないのでゆっくり過ごした。明日の説明だけ。
翌朝、脳血管撮影をした後ガンマナイフ用のフレームをつける。今回は眠らせてもらった。午後までフレームをつけたまま、安静。
息子は携帯の写真で自分を撮っていた。
「だって、これって貴重でしょ。」
いよいよガンマナイフを受けに行く。
3時間ほど経って戻ってきた。ものすごい興奮状態・・・
「頭が痛いよー!ロキソニンーをくださーーい!!」
主人が息子に「落ち着け!!」と声をかけるけど聞こえないほど・・・
どうして?前はこんなことなかったのに
理由は今回は起きた状態でガンマナイフを受けたということだ。
そしてフレームを外すとき、とても怖かったのと、痛かったのとで興奮状態になったということ。
どうして眠らせなかったんだろう・・・
その晩、夜中も頭が痛くて眠れないという・・・おかしい・・
翌朝退院することがわかっていたので、我慢している息子。
朝になると、息子はさっさと着替えて、帰る支度をしていた。
でも具合が悪そうだ・・・首が動かないじゃないか・・・
いやな感じだったけれど、本人は早く帰ろうの一点張り。
精算を済ませて、帰路についた。
実家によって下の子と合流。
何だか様子がおかしいから、病院に電話をする。
「CTをとれば、すぐにわかるけれど・・・今日は主治医もサブもいないからなぁ・・・」
でも本人は意識もあって、なんと弟とTVゲームをしている。その様子を横目に見ながら「様子をみます」・・・でも胸騒ぎがする。本人は大丈夫だというし、首も動くからって・・首を縦に動かしてみる。
家に帰ってからも、弟とwiiをやっていた。
そのうち「疲れたからねるわ・・・」
私は胸騒ぎがして「ちょっとおきなさい!」そう言って目をあけて瞳孔を確認する。
T大学病院に電話する。
「おかしいから・・様子が変なので・・とにかく診てください!」
病院へ連れて行くとすぐにCTを撮ることになり、検査室へ
ストレッチャーがはこばれた・・・・出血だ
足が震えてくる・・・
「昨日ガンマナイフを受けて、きょう退院したばかりです。」
T大の主治医は「今の状況なら運べるから、向こうの病院に戻ったほうがいい。連絡するから、救急車で搬送する。」
ああ・・・やっぱり再出血になった・・・・救急車の中でどんどん意識がもうろうとしていく息子。
1時間かけて搬送。そして緊急入院。またもICU・・・
同じことを繰り返すのね・・・・