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掴んだ手のラブソング

こんにちは、1054gです!

昨日、高校時代の友人と電話をして、絶賛「高校生活の思い出浸り中」です笑


さて、3代目と亀裂が入ったまま前回は終わりました笑

家に帰って

「なんなの!本当3代目嫌い!」

と、私は大荒れ笑

ちなみに3代目と亀裂が入った授業が終わった後、1度だけ3代目と廊下ですれ違ったのですが、

見事にガン無視しました。*良い生徒の皆さんは絶対に真似しないでください*

そんな感じでかなり拗らせて我が家に帰ってきたのですが。

時間が経つにつれて徐々に冷静になってきました。


私、本当にできなかったのか?

心のどこかで「私、できなくてもしょうがないから」とか思ってなかったか?

「やらなくていいって言ってるし」って、練習手抜いてなかったか?


できないってわかっているなら、もっと練習すればよかったのです。

人よりもできない、点数もらえなさそうと思うなら、頑張ればよかったんです。

それがわかっていたのに、私が琴をの練習をしたのは音楽の授業だけ。

できないできないと言うだけで、自分なりの工夫もしていなかった。

「できない」と「やらない」は違った。

私はただ、3代目に甘えていただけだった。


「完璧に私が悪いじゃん・・・」

自分のしたことが情けないし申し訳ないし、できればなかったことにしたいと思うぐらいでした。

そして思ったこと↓

「明日のピアノ、行きたくない。めっっちゃ、行きたくない!!」

不幸なことに、3代目と言い合った翌日は、3代目にピアノを習いに行く日でした。

いやいや、こんな気まずい状態で、行けるわけないわ。

行きたくないし、3代目に会いたくないわ!

怒られた翌日に、3代目と2人きりでピアノを教えてもらえるほど、私のメンタルも強くありません。

もうここまでくると

「ピアノ、やめようかな・・・」

という気持ちすら湧き上がってきました。(マジです)

なぜでしょう。

友達とケンカした時はすぐに「ごめんって言わなきゃ」って思えるのに

先生に怒られたとなると凹むし、素直にごめんなさいも言えなくなるという。

その時
それまで台所で夕飯を作りながら、今日の事の次第を聞いていた母が言いました。

「いいんじゃない?辞めてくれば?ただ、辞めるんだったらちゃんと「今までありがとうございました」って言って辞めてきてね」

「・・・」

「でもさ、いいの?」

「何が?」

「手を離していいの?」

「・・・はい?」

「せっかく掴んだ先生の手を離していいの?先生の手を離して、完全に先生がいなくなって、それでいいの?」

この言葉が
「会いたくないから」
とか
「どうせまだ怒ってるだろうから」
とか
「気まずいから」
とか、ウジウジしている私の心にホームラン級の大ヒットでした。

昼休み、教室でどんなに1人でも相手にされなくても
朝、胸を張って教室に入って
昼休みになったら胸を張って教室から音楽室まで走っていけた。

それは3代目がいたから。

自分を肯定してくれる場所があったから。

3代目の手をつかんでいたから。

それがなくなるなんて、寂しい以外の何物でもない。

「1人でいいの!私は1人でも大丈夫!」

とか、1人になり始めた時あんなに思っていたのに
今じゃ、こんなに1人になりたくないなんて・・・。

3代目がいなくなった、会ってなかった高校生活を考えたら、心細くて泣けてきました。

それに、3代目に初めて会った時のあの直感。

今ここで捨ててなるものか。

ここで手なんて絶対離してやらない!!


と、謎の逆襲感に燃え始めた私。

さて、明日のピアノ練習は波乱の予感・・・。

どうなることやら。

今回はここまでです!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!


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