存在価値の続き。上の人の決定

後輩にも、上司にも、もう私は自分仕事だけします。指示されればそれに従います。でももう、チームリーダーでもなんでもないのに、チームリーダーのような役割からは解放してもらう。宣言をした。

後輩は、それは困る。自分にできない判断は、mioさんにして欲しい。新しい人への指導は出来ても分析は、わからない。自分は言われないと気が付かない所が多いから、してくれないと困る。

上司は、そんな大変な事、自分では判断できない。上に相談しよう。といっていた。

そして、上司の上司(工場長)が、後輩と面談した後、私とも面談。工場長は、ずっと私を見てきてくれておるし、数年前の病んだ時、上司が向き合ってくれなかった時にも私と向き合ってくれた。社員へと推薦してくれたのも工場長。

まず、私が最近不安定である事の説明。後輩を見ていてイライラする理由の数々。世代交代の難しさ。そして、今回、自分が疲れてしまった流れ。全て話した。そして、工場長の事は信頼しているから、工場長の支持に従う旨を話し、結論を聞いた。

結論は、降りることは認めない。だった。後輩には絶対に無理だと。彼女に任せたらグループは崩壊すると。工場長としては、世代交代と言う表現ではなく、私の負担を減らす為に、彼女で出来ることを彼女に振り分ければいいと言う考えだと言われた。世代交代って言葉はうちの上司が言ったけど、工場長としては、後輩を見ていて、とても、仕切れる力はないと思うらしい。まだまだ、考えに余裕もなく、子育てや家事を親にしてもらってて娘気分のままの彼女が、気が利かないから、私の役割はできないって。だから、少しずつ、私の抱えている事を分けていきながら、後輩が覚えて行けるなら、それがいいと思っていると言われた。

世代交代したから口出ししない。ではなく、作業を教えることしか後輩ができないのなら、教えることだけをさせて、育てるのは私がすればいいし、そうしないと、今の、派遣さんたちも続かない気がするって。だから、どんどん口も出せばいいと言われた。見守っていて伸びる相手ならいいけど、見守っているだけだと、何も学ばない伸びないままになってしまう。っていってた。

なるほど、さすが、工場長。彼女の事も私のこともよく見てる。そして、間違いなく、私にまだ存在価値があると教えてくれた。工場長と話した途端、私はスッキリ前向きになった。

何年かすれば、後輩と完全に逆転して、本当に存在価値を感じられなくなるかもしれないけど、今回のように、いきなり、ではなく、私自身も時間をかけて、自分が居なくても大丈夫なようにしていけばいい。いなくても大丈夫なようにグループが育っていくペースで、私も、「私が居なければ！」と、存在価値にしがみつく自分から、徐々に卒業していけばいい。

人を妬んだり、人がイキイキしてる姿を面白くないと思ったりするのは、とてもとても疲れる。嫌いになってしまうと、関わるのも苦痛で疲れる。人が前向きになったり生き生きする姿を見ても、妬んだり卑屈にならない自分を作ることが、これからの私の課題です。