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0973.ずっと気になっていたことをやりましょう


年末が近づくと決まって「こ、これは年内になんとしてもやりたい」と思っていたことが浮上してくる。昔だったら、「意を決してメルマガを始めてみる!」みたいな、仕事に関することが多かったけれど、最近は日常的なことが多い。

今日は、毎日毎日

「今日こそ」
「今日こそっ」
「今日こそおおおおお」

と思い続けながらも数ヶ月ほったらかしていた案件、その名も「観葉植物(スパティフィラム)の株わけ」をついに断行することにしたのだった。

でも、ひとりじゃやる気にならないにゃー(←やる気のなさ)ということで、強力な助っ人である母を召喚することにした。彼女はまごうかたなき”緑の指”の持ち主で、花を持たせたら魔法のようにきれいに活けてくれ、葉っぱを持たせたらこれまた魔法のようにすくすくと育ててしまうひとなのである。

というわけで、午前中は彼女に助けてもらいながら、鉢中にぱんぱんに根が張ってしまったスパティフィラムを、じつに4つもの鉢植えに移し替えたのだった。ふう。

でも、天気の良いベランダで、シャベルをにぎって土いじりをしているのは楽しかった。毎日、余生感がはんぱない。リタイアしてのんびり暮らしている両親と、完全に同じペースの暮らしだもんなあ。
まあいいや、来週からはけっこう忙しいし……。

ずっと気になりつつも、先延ばしにしていた案件というものは、きっとだれもが思い当たるものだと思う。やればいいし、やれるし、やらない理由は特にない。なのに、やらないこと。どうしても身体がそこに向かわないこと。

そんなことがもしあったら、小さなことからでいいので「えいやっ」とやってしまうことをオススメする。「ひとりじゃようやらんのよ」というものだったら、だれでもいい、親しいひとを巻き込もう。

株分け、やってみたらあっという間だった。30分で終わって、笑ってしまった。「なんでこんな冬になるまでやれなかったんだろう~」とぼやいてたら、母は「そういうもんよ。ひとりだと億劫なのよ」と言っていた。
だれかと一緒だったらやれることって、きっとたくさんあるのだろう。

ここ数日は、そんな感じで「気になっていたけれど、手付かずだったこと」に取り組んでいて、ずいぶんとさっぱりした。
そうすることで、自然に自分自身のめぐりもよくなっているような感じがするし、おそらくそれは気のせいではない。

内側の世界から促される衝動が、外の世界の行動へとつながるとき。
目に見える事象にいっさい囚われることなく、「これでいい。ここでまちがいない。ただゆだねていればいい」と、世界への信頼が深まっていく。

わたしの今日は、スパティフィラムの株分けをするためにあった。
わたしの今日は、楽しい企画をシェアするためにあった。
わたしの今日は、ついついふらりとケンタッキーを買ってしまうためにあった。

そんなわけで、ずっと気になっていたことをやった今日は、すばらしい一日だったのでした。


2022年9月スタートのライティング・ライフ・プロジェクト第12期生、満席となりました。ありがとうございました。



<世界観と表現>ビジネスコーチング、9月期は満席となりました。



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