筋トレと心の関係
どうも、こんにちはprivate gym-7の佐野です
今日は筋肉の疑問について、聞かれることが多いものを幾つかピックアップしてまとめてみましたので、読んでみて少しでもトレーニングのモチベアップに繋がったら嬉しいです♪
運動やトレーニングを終えると疲労を感じながらも心地よい気分になる
これはセロトニンという幸せホルモンの働きによるものが大きいと分かっております
人の精神状態には3つの神経が関与していて、
⑴ノルアドレナリン
→興奮やパニック状態
⑵ドーパミン
→うつ状態
⑶セロトニン
→精神を安定させる
このセロトニンは、リズミカルな繰り返し運動で活性化する為、筋トレでも活性化します
ジョギングや有酸素運動ののダンスのような動作でも効果が期待ができます
筋トレの最中は気分が高揚して交感神経が活性化され、筋トレを終えると高揚した状態から一気に落ち着くため今度は副交感神経が優位になります
精神を安定させるには自律神経のバランスを保つ必要があります
そのためには交感神経を定期的に活性化させることが有効で、特に筋トレのような短い時間交感神経が活性化するような運動は、一気に落ち込むことで相反する副交感神経が優位になる状態も作りやすいので自律神経を安定させやすいです
自重やポールなどのストレッチを行うことでも副交感神経を優位にリラックス感を感じられるので、筋トレ後に行えると尚よいですね
因みにサウナと水風呂がこの交感神経を優位にする動作で、外気浴などで整う動作が副交感神経を優位にさせるので、こちらもホルモンのバランスを整えるのにお勧めです
叫ぶことの筋力発揮効果
筋トレの動作を行う際に、気持ちも高揚させて叫ぶとより力が出る
という声も聞いたことがありますし、昔、自分自身でも限界の重さに挑戦する時は声を出せないと頑張れなかった経験もあります
ただ、周りに人がいる環境だったり、迷惑になるような場合は控えるのが無難です
結論はこちらは効果があると立証されていて、叫ぶことで脳のリミッターを外すとも言えます
ではこのシャウト効果はどのように起こっているのか?
筋力UPとは筋肉の繊維単位での動員を増やすことによって起きるのですが、まだ筋トレ始めたての頃は脳がこの出力を制御しているのです
筋トレを継続的に行っていると、徐々にこの制御機能が緩和され動員される運動単位が大きくなり筋力がUPする
更にもっと瞬発的に抑制を緩和する方法、それが叫ぶことによるシャウト効果です
人は身の危険を感じる状況に追い込まれると普段出せない力を発揮する(火事場の馬鹿力)とも呼ばれ瞬間的に脳の中枢神経系の制御が緩和されるのです
人は予期せぬ場面に遭遇した時に無意識に大きな声を発してしまう
それが意図的であったとしても叫ぶことで脳がリミッターを外す場面だと錯覚して火事場の馬鹿力が発揮されるのです
砲丸投げやハンマー投げの種目の選手が叫びながら投げるのも実は理にかなっているのです
そして筋トレにおける挙上重量のUPにも有効となります
周りに配慮しながらですが、ここぞという時はシャウト効果を利用するのも悪くないかもしれません