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現役高校教師に「いまの学校教育どう思う?」って聞いてみた!

2月16日22時から高校教師のライスさんと対談しました。

テーマは「高校教師に聞いてみたいこと」だったんですけど、私が先生に聞いてみたかったことは

・世間で「今の学校教育は〜」とネガティブに言われることがあるけど、先生からみてどう感じますか?

・アイコンに「先生も人間です」って書いてますが、何かあったんですか?

この2つ。

↓ここの文字

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なかなか突っ込んだ質問だったんですけど、こういう話を聞けるのがクラブハウスの面白さかなと思ったので聞いてみました。

先生からみた学校教育

クラブハウスでは、

・先生の長時間労働の問題

・むかしの学校教育といまの学校教育のちがい

・不登校の子への対応

・こどもに「なんで勉強するのか?」を聞かれたら

・親との関わり方

などを先生目線でお聞きました。

ライスさんは数学の先生なんですけど、クラブハウス内で「因数分解とか、サイン、コサイン、タンジェントとか、社会人になったら使わないでしょ。高校の数学って社会に出たらほとんど使わないんですよ」とおっしゃるので、「数学の先生なのに、それ言っちゃっていいんですか?」という話になりました。

でもライスさんは社会にでたら使わないとわかってるからこそ、子ども達に「なんで勉強するのか?」をどう伝えようかと考えておられるそうです。

数学の勉強そのものじゃなくて、勉強することで得られる達成感や自信などに気づいてもらうにはどうしたらいいか?みたいな。(←私も語彙力^^;)

ここからは私自身の経験談なんですけど、学生時代で身につけたいものって、その科目の内容ものものじゃなくて、手段はなんでもいいから「できた」という成功体験なのかな?と思っています。

私が高校生活で得たものはなにか?を振り返ると、「部活のバトミントンをがんばった経験」で、その経験によって乗り越えられたものがたくさんありました。

バドミントン自体は、大人になった今なんの役にも立ってないけど、メンタルの面では今も大きく支えられています。

ちいさい時から親に習い事や塾などを決められて、ずっと「やらされている」という感覚で育ってきたわたしが、はじめて自主的に「がんばりたい」と思ったのがバドミントンでした。

高校一年生の時の大会では一回戦敗退が当たり前のような状態でしたが、「楽しい」という気持ちが原動力となって、朝も夜も自主練して、スキマ時間があればプロが試合しているビデオを見て、、、ということをひたすらにやっていました。(VHSのビデオ、懐かし〜)

私の世代は、他校に中学生の時から有名な子がゴロゴロいる学年でもあったので、入賞を目指すこと自体が無謀だったと思うんですけど、それでもひたすらに練習していたら高校3年生の時に優勝候補に勝って、3位入賞するという経験をしました。

おそらく誰も私たちが勝つとは思ってなかったと思います。

他の強豪校の先生からも「こんなに強くなるなんて思ってもなかったわ!」と言われたんですけど、「超よわかった自分」から「まわりをビックリさせるくらい成長した自分」という変化を実感できて、それが大人になったいまも根拠のない自信のようなものになっています。

看護学校の実習がしんどかった時とか、副業をはじめた時とか、そして今でも「あの時にがんばったら成果が出たし、いつかうまくいくでしょう。」と思える原動力になってて、どんなにうまくいかない時も「辞めたい」と思ったことはないんですよね。

自分の場合は、「根拠のない自信」を身につけるきっかけが部活だったけど、それが勉強の子もいるだろうし、文化祭や体育祭の子、恋愛や友達関係だったり、学校の外のバイトや、塾、遊びなどきっかけは人それぞれだけど、どこかで何かしらの成功体験を掴むことが、子ども時代には大事なのかなと思っています。

「先生も人間です」は何があったんですか?

アイコンに書いてる「先生も人間です」という言葉の意味が気になっていたので、思い切って聞いてみました。

そしたら教師としての閉塞感について色々と話してくださったのですが、ここは具体的なはなしになるので割愛します。

ただ、生徒との距離感や、親との関係、学校の教育方針、世間の「教師=聖職者」というイメージなど、いろんな方面からの圧力のようなものによって生まれた言葉のようでした。

それでも会話の途中で「生徒ががんばってるし、やらなきゃなと思って、、、」という言葉がでてくるので、「めっちゃいい先生なんだろうなぁ」と思いながらお話を聞いていました。

先生の家の子育て話もすばらしい!

クラブハウスでは奥様も参加してくださってたんですけど7才、4才、2才のお子さんがいて、その子たちの教育についてもお聞きました。

意識されているのは、

・褒めて「できた」を実感させること

・声かけで興味を引くこと

の2つのようです。

小学1年生の子は、同級生の子よりも勉強が得意ということが自信になっているようで、それにより4才の子に絵本の読み聞かせをしたり、お勉強を教えてあげているそうです。

そして、その効果により4才の子も、すでに足し算ができるそうです!すごい!

上の子が下の子に教えるという状態ができたので、今は奥様もなにも教えなくても、下の子がどんどん吸収していってるんだとか。。。

なるほどー!私もやれることからやってみます。

ライスさんのTwitterでは、教師のホンネを知ることができるので興味のある方は覗いてみてください^_^

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あと、学校教育に関して悩みを抱えている親御さんがいたら、ライスさんを招いてクラブハウスで対談などできたらいいなと思っているので、気軽にDMくださいませ(*´艸`*)

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現在、Makuakeのクラファンに向けて準備中です。

なぜクラファンをするのか?何を目指しているのか?などを記事にまとめているので読んでいてだけると嬉しいです。

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