【スタマイ】由井で見るINTJ

INTJの使用機能(かっこ内はソシオニクス名)

※超自我とイドはMBTIでの説明はない機能なので機能名がありません
<自我>
主機能(主導機能)
内向的直観:Ni
補助機能(創造機能)
外向的思考:Te

<超イド>

代替機能(出動機能)
内向的感情:Fi
劣等機能(暗示機能)
外向的感覚:Se

<超自我>

(役割機能)
内向的感覚:Si
(弱点機能)
外向的感情:Fe

<イド>

(無視機能)
外向的直観:Ne
(論証機能)
内向的思考:Ti

主機能Niは理想や信念を表し、補助機能Teは現実的な理論を司ります。相反する性質を持つこの二つの機能を同時に持つと、傍からは理解しがたい人物と映ります。
実際由井は「薬効体質」の存在を論文にしていますが却下されています。しかし由井のNiTeは「薬効体質は存在する」と結論付けていますので何が何でも認めさせようとします。認めさせるために取る手法はTeにより現実的な方法になります。理屈ではなく実在する人物を探し出していますしね。由井のこの執念(本人曰く「愛」)がなければ、そもそもスタンドマイヒーローズの物語が始まっていません。

代替機能Fiは感情を司る機能です。INTJはFeを持たず、周囲との人間関係に問題を起こしがちですが、それを緩和するのがFiとなります。
由井の代替機能はそれなりです。個別本編ではマトリのメンバーにからかわれて何だか居心地悪そうにしていましたが、それがFiと向き合うきっかけになっていたようです。

INTJの劣等機能Seは社交を苦手にさせます。Feも存在しないため、人間関係に関する機能がありません。
由井が出不精なのはよく取り上げられています。あと玲の服装が変わっていても気づきません(本人の個別本編以外の話で、恋人になれば気付くと思います)。すべての運動が得意というわけではないですが、射撃の腕がいいというのはSeが上手に機能している部分かもしれません。

まとめ

「自分以外の他人の事は、さっさと諦めた方がいい」
「人との繋がりを代償にした価値観の共有の放棄は自分の信念を守るためには非常に有効な手段だ」
※season1のSTAGE 86より

「自由であろうが不自由であろうが、貫くべき信念は変わらない。しがらみに折れるほど、俺の信念は脆くない」
※season2のSTAGE56より

この記事を書いていて気付いたのですが、そもそもこの由井孝太郎という人物はスタマイ内の「信念」を表現するために存在する人物なのではないでしょうか。そうでなければこんなにもINTJらしい言葉ばかり並びますかね?もともと由井をINTJとした理由は「薬効体質への執着」が主な理由だったのですが、ここまでINTJらしいとは思いもよらなかったです。
NiTeはもちろん、Fiに起因する「やりたい」という感情によって薬学研究をものすごく追求しています。劣等機能Seによって人間関係は苦手ですが、由井を理解してくれる仲間がいて、それを大切にできているので問題はまったくなさそうに見えます。
どこかの機能に偏るとバランスが悪くなりますが、由井はかなりバランスが良いように思います。

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