生活をする/歩いて帰る
買い物の用事があったので、職場から小一時間ほど歩いて帰った。
住宅街の細々した道を進む。これら一軒一軒一部屋一部屋の中にそれぞれ人が生活をしていることの果てしなさと、私はそれらの殆どに関わることはなく一生を終えるであろう途方も無さを感じる。
生活をしている、どのようであるかは千差万別だけれども誰しも生活をして今ここにいる。当たり前のことのように思えるが、私は時々、それを忘れてしまうこともある。
住んでいる町の境にショッピングセンターができて何年かになる。
この前、そこから先