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睡眠時間と老化の相関性

先に述べたとおり、睡眠時間2〜3時間の生活をしていた訳であるが、生産性効率も落ち、1番先に変化に気がついたのは、簡単な漢字が書けないことである。漢検二級は持っていたので、そんじょそこらの漢字は書けると自負していたが、いざ黒板に書くと書けてるはずなのに違和感があり、書けなくなるのである。

睡眠とアルツハイマー病の相関性は以下のように述べられるように、一般的に周知された事実である。

https://www.yakuji.co.jp/entry63223.html
https://aasj.jp/news/watch/9773

アミロイドβ(βアミロイド蛋白)と呼ばれる物質などが、睡眠中に排出されなくなり、脳の一部に留まり続けることで、認知機能に障害が起こる。

齢24〜26にして、認知機能に障害を感じた実例が、先に述べた漢字への違和感である。

認知機能の低下ないし様々な支障は、何故老化と相関性がないと言い切れるだろうか。

まず、老化の定義を確認する。
『老化』とは、生物学的に、時間の経過とともに生物の個体に起こる変化のことである。その中でも特に生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を指す。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/老化)
言い換えれば、
『老化』とは一般的に、成熟期以降に起こる生理機能の衰退を意味し、遺伝的な要因や外界からのストレスに対し、適応力が低下することで起こる変化と考えられる。(https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/rouka/rouka.html)

まずここで確認したいのが、老化と加齢の違いである。
『加齢』とはヒトが生まれてから死ぬまでの時間経過、すなわち暦年齢を示すものである。(https://www.aging-regulation.jp/topics/topics-01.html)

よって、老化とは機能低下、加齢は生まれてから死ぬまでの時間と言うことができる。

つまり、睡眠不足による、アミロイドβの排出がされないまま、機能低下を及ぼすならば、それは老化現象と言えよう。

2014年の記事ではあるが、以下に睡眠と老化の記事を添付する。以下に引用を示す。

今回の結果を受け、デュークNUS認知神経科学のディレクターであるマイケル・チー教授は次のように述べている。
「神経心理学的検査の大規模な研究結果をみると、大人には7時間の睡眠が最適であることがわかります。これからは何が心血管の代謝に良いのかを調査し、脳の長期的健康を保つ方法を模索していきたいですね」

https://wired.jp/2014/08/24/brain-aging-sleeping/

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