新・地域資本主義では、公園のお掃除おじさんは、資本家なのかもしれない
私は、早起きできた朝に、近くの渓谷(川沿い)を歩いている。
自宅近くの等々力渓谷は、東京23区内で唯一の渓谷で、毎日、多くのハイカーが近隣から集まってくる。
近所のサラリーマンや学生は、通学路でもないのにわざわざ渓谷を通って出勤している人もいるなど、人々から愛される道である。
私が、その渓谷に行くと、必ず出会う人がいる。
彼の名は「斎藤さん」
家の近所に住むおじさんで、年齢は60-70歳ぐらい。数年前に仕事をやめざるおえないことになり、それから過去2年半ずっと朝6