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経営者は社会問題を解決する職業の一つです。 『ソーシャルビジネス学習プログラム』

公益財団法人みんなの夢をかなえる会です。

社会問題を解決する職業は、
医療関係者、教員、士業、政治家など、たくさんあります。

経営者もその職業のうちの一つです。

みなさんは、「ソーシャルビジネス」とはどのようなものであるか、
ご存知でしょうか。

社会問題を解決する仕事・会社を「ソーシャルビジネス」と言います。

2006年にグラミン銀行とともにノーベル平和賞を受賞され、
ビジネスを通して社会課題を解決する「ソーシャル・ビジネス」を提唱し、50社以上のグラミン関連企業を経営する、ムハマド・ユヌス氏。

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現在は、国連や多国籍企業、大学等の教育機関ともパートナーシップを組み、世界中でソーシャル・ビジネスを実践し続けています。

ムハマド・ユヌス氏が提唱する「ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則」をご紹介します。

「ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則」

1、ユヌス・ソーシャル・ビジネスの目的は、利益の最大化ではなく、
        貧困、教育、環境等の社会問題を解決すること。

2、経済的な持続可能性を実現すること。

3、投資家は投資額までは回収し、それを上回る配当は受けないこと。

4、投資の元本回収以降に生じた利益は、
        社員の福利厚生の充実やさらなるソーシャル・ビジネス、
        自社に再投資されること。

5、ジェンダーと環境へ配慮すること。

6、雇用する社員にとってよい労働環境を保つこと

7、楽しみながら。


「ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則」にあるように、
「ソーシャルビジネス」は、利益の最大化が目的ではありません。

貧困、教育、環境等の社会問題を解決すること、
それと同時に、経済的な持続可能性を実現することが目的です。

経営者として、社会問題に取り組む会社を運営するということは、
利益を生み出す仕組みを作り、永続的に人を雇用し、税金を納め、
社会問題を解決し続けるということです。


「ソーシャルビジネス」とは、素晴らしい概念であると言えます。


この「ソーシャルビジネス」を高校生に学んでいただけるのが、
『ソーシャルビジネス学習プログラム』です。


『ソーシャルビジネス学習プログラム』は、「高校生が社会における自らの役割(=夢)を見つけることを目的に、公益財団法人みんなの夢をかなえる会が開発/無償公開しているオンライン学習プログラムです。

当プログラムは4部構成(合計約300分)の動画視聴で「ソーシャルビジネ」を学ぶことができます。

高校生が社会問題やSDGsを学び、社会問題を解決する社会起業家の事例を学び、社会問題を解決するビジネスモデルを策定するプログラムです。

文部科学省『総合的な探究の時間・学習指導要領』にある「自己の在り方生き方に照らし、自己のキャリア形成の方向性」を考える教材として、ビジネスや起業への関心の有無に関係なく、すべての高校生にご活用いただけるプログラムとなっています。

また、当プログラムで作成したビジネスモデルは、当法人が主催する高校生のビジネスモデルコンテスト『高校生みんなの夢AWARD2』にエントリーすることができます。


エントリーをしてくださった高校生には、『高校生みんなの夢AWARD2エントリー証明書』を発行させていただきます。
AO入試や推薦入試でご活用ください。
(※教職員の皆様、ぜひ当プログラムを探究学習の授業コンテンツとしてご活用ください。)


<ソーシャルビジネス学習プログラムを導入した高校の声>

【東京都内 私立高校】
高校3年生の生徒に推奨したところ、生徒が個人で利用。これから社会と主体的にどう関わるかを考え、進路が明確になった模様。高校1年生から推奨しようと思う。

【東京都内 私立高校】
起業家教育の授業で利用。起業のハウツーだけでなく、目標設定の仕方や社会問題についての教養など、通常のHRや社会の授業などでも参考になる教材だと感じた。何より、一番の変化は「生徒の自主性向上」である。

【岩手県内 公立高校】
地域資源の発掘や有効活用をテーマとした授業の一部で利用。グループワークとして取り組み、地域企業へのフィールドワークとも連動させ、ビジネスモデル提案の学内プレゼン発表を実施した。


「高校生みんなの夢AWARD2」では、
よりよい未来を実現し、
日本を、世界を輝かせる
次世代のリーダーたちの「夢」を応援します。


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