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創造性 ✕ 会議の科学

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創造性に関わる会議の研究・経験則をまとめています。
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#プロセス

ストレスとリラックスの先にゾーン(創造的な状態)が待っている

■要約 ・ゾーンの状態は、ストレスを感じるぐらい難しい問題に取り組み、その後リラックスした時にやってくることが多い。 ■ゾーン状態とは こんにちは。minmeetingの伊勢川です。 「ゾーン状態」とは、非常に集中力とパフォーマンスが高まった状態のことを言います。スポーツの世界などで「ゾーンに入る」といった表現が使われており、「ゾーン」という言葉はもはや一般的かもしれません。 「ゾーン状態」はスポーツのパフォーマンスが高まるだけでなく、創造的なアイデアや問題解決の方法が

「ブレストは効率が悪い」を回避する方法

■要約 ・対面・6人以上でのブレインストーミングは効率が下がる ・参加人数が多い場合は、下記の方法で効率の低下を防止する   - 個人作業の時間を設ける   - 6人未満のチームに分ける   - オンラインツールを用いる ■本文 こんにちは。minmeetingの伊勢川です。 Syracuse大学の800チーム以上を対象とした実験によると、対面によるブレインストーミングは、6人以上のグループになると、個人でバラバラにアイデア出しをした場合よりも、質・量ともに劣る傾向だった

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創造的な会議を行うためのヒントとなる研究や経験則などを、プロセス・時間・環境・場作り・体調・人選の観点からまとめています。 「 #創造的会議の科学 」のハッシュタグで投稿していきます。ご期待ください。 最近、「○○の科学」という本が流行っていますが、中には適切な方法で検証されておらず、個人的な経験則や勘のような内容のものが多々あります。 このたびはその流れに乗っかり、適切な検証がされているかは問わず、会議に役立ちそうな実験や言説を取り上げていきたいと思います。なぜなら、