英会話の習得のために一番大切なこと〜個人レッスンとグループレッスンをしての気づき〜
英会話講師・英語コーチ経験があり現在はライター・ブロガーをしているMinisakiです。
英会話講師時代を振り返って、英語を話せるようになるためには何が大切なのか。生徒さんの事例などを振り返りながら記事にすることにしました。
この記事は英語の教材ではないので、「勉強の内容」「フレーズ」「文法」などを紹介するものではありません。
生徒さんのブレイクスルー例や、逆に会話が思うようにできるようにならなかった例を比較することで、英会話を習得するために大切な「考え方」を紹介するものです。
3ヶ月マンツーマン講座には2年間で7名の方に、グループレッスンは1月から8月で述べ180名の方に参加いただきました。
多くの方の体験談が入ったものなので、有料とさせていただきました。
本気で英語に取り組みたい方、英語を使ってやりたいことを実現したい方へ参考になれば嬉しいです。
この記事ではマンツーマン講座で扱った動画も取り入れながら分かりやすく初心者から英語を習得する考え方を紹介しています。
日本語の文章なので初心者でつまづいている方にも、中級以上で伸び悩んでいて勉強法を見直したい方にもおすすめです。
1.英語を話せるリアルな目的はあるか?
結論から言うと、
英語を話せるようになってしたいことがリアルな方
または
目的をはっきりさせるために全力で向き合う方
は、ブレイクスルーを体感できると言えます。
この「話せるようになってしたいこと」ですが、ぼんやりとしているもの、例えば
*外国人に道を聞かれて慌てないような英語力
*海外旅行で困らない程度の英語力
*外国人の同僚と英語で話してみたい
*映画を字幕なしで理解できる英語力
だと正直弱いです。自分ごととして、どんなシーンでどんな会話をするということが明確になっていないからです。
あなたの目的は「実現できるか分からない目標」「憧れ」で終わってしまっていませんか?
そんな方はもっと明確にするのがおすすめです。
例えば
*仕事で英語を使った会議をする。英語ができる人にサポートしてもらわなくても大丈夫なようにしたい。
*英会話サークルなどで自分より英語が流暢な人を見ると引っ込み思案になってしまう。そんな場でも落ち着いて話したい。
*外国人の友達と言語学習アプリで交流している。翻訳ソフトの不自然な英語を使わずに自分が作った英語で話したい。
*旅行先のホテルなどで必要なものを頼んだり、ツアーに頼らず現地の人に道を聞いて旅行できる会話力が欲しい。
これくらい具体的でリアルな目的です。「目標」より「目的」とより具体的に、実行可能な言葉にするだけでも違います。
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