大家がDIYするのにおすすめの箇所
修繕費を抑えるために大家も積極的にDIYをするのは良いことである。
特に簡単な箇所は時間も手間もかからないのでぜひやってほしい。
今回はそんな箇所をピックアップする
1.ドアノブ
難易度:易しい
必要な工具:(電動)ドライバー
所要時間:10分程度
部材代:3000〜4000円程度
ドアノブも古くなってくるとガチャガチャ歪んでくる。
またマルノブ式の場合は握りにくいので開け閉めがしにくい。
レバータイプのドアノブに交換すれば使いやすさもアップする。
説明書を見ながらやれば簡単に終わる。
部材もAmazonですぐ買える。
2.照明
難易度:とても易しい
必要な工具:脚立、踏み台等
所要時間:5分
部材代:4000円〜5000円程度
昔ながらの紐付きの蛍光灯よりもLEDシーリングライトの方が
今風で部屋もスッキリするのでおすすめである。
施工は交換するだけなので踏み台さえあればすぐに終わる。
たまに照明がついていない賃貸物件も見かけるが
入居者に照明を用意させるのは手間をかけさせてしまうし
何よりSUUMO掲載用で部屋の写真を撮るときに
画像が暗くて印象が悪くなるのでやめた方が良い。
できればリモコン付きが良い。
また最近ではスマホ連動のものもあるので将来を見越して
そういったものにするのも良い。
ちなみにAmazonで中国製のよくわからないメーカーの安いものもあるが、
故障しやすいので日本製のアイリスオーヤマ等がおすすめである。
3.コンセント、スイッチ
難易度:易しい
必要な工具:(電動)ドライバー、マイナスドライバー、(ほぼなくて大丈夫な場合が多いが)電線被覆取り工具
所要時間:5分〜10分
部材代:500円前後
電気工事士の資格が必要ではあるが、施工難易度は非常に楽である。
昔ながらのスイッチよりコスモスイッチに変えた方がイメージアップになる。もし電気工事士の資格がなくてもプレートだけモダンなものに
変えるのも良い。
4.ドアクローザー
難易度:易しい
必要な工具:(電動)ドライバー、脚立か踏み台
所要時間:10分
部材代:5000円〜10000円程度
玄関ドアのドアクローザーも15年程度すると経年劣化で交換が必要になる。
本体に書いてある型番を確認して同じもの、または後継品を購入する。
後継品がわからない場合はメーカーに確認する。
施工自体は基本的にはネジの開け閉めしかしないのでとても楽。
5.壁掛け鏡
難易度:とても易しい
必要な工具:水平器、マスキングテープ
所要時間:10分
部材代:2000円〜12000円
玄関や収納横などの設置してあげると
入居者の利便性アップになる。
安く上げたいならニトリで1000円台で購入できる。
ちょっとおしゃれな無印のやつが個人的にはおすすめ。
施工も最近だと石膏ボードに画鋲で設置するものが
ほとんどなので簡単。
6.室内物干し
難易度:易しい
必要な工具:(電動)ドライバー、下地センサー
所要時間:10分
部材代:7000円〜12000円
室内物干しにも色々あるがおすすめはワイヤー式と窓枠設置式である。
特に窓枠設置式であれば下地を探す手間もないし、収納するとスッキリする。ホスクリーン式は安いが、収納がしにくいし、物干しを入居者に用意させなくてはならないのであまりおすすめしない。
今はこのような設備も標準で設置するのが当たり前となっている。
7.ピクチャーレール
難易度:普通
必要な工具:水平器、(電動)ドライバー、マスキングテープ
所要時間:10分、下地センサー
部材代:3000円〜10000円(長さで変わる)
壁の内部の下地を探すのが少し難しい。また水平を取りながら設置しなくてはいけないのでそれもちょっと難しいが、基本的にはこちらもネジを打つだけなので簡単である。
最近は吊るす収納というものは流行りなのでこういったものがあると利便性が高くなる。
8.テレビドアホン
難易度:易しい
必要な工具:(電動)ドライバー、マイナスドライバー、(ほぼなくて大丈夫な場合が多いが)電線被覆取り工具
所要時間:10分
部材代:10000円〜15000円
電気工事士の資格が必要ではあるが受話器式のドアホンからの交換であれば施工は簡単である。
人気の設備の割に施工も楽で費用も安いので必ず導入するべき設備である。
9.後付けスマートロック
難易度:易しい
必要な工具:プライマー
所要時間:10分
部材代:6000円〜20000円
スマホなどで鍵を開けれるようになるのでそれなりに便利である。
施工も楽だし、安いのでどうせだからつけるのも良いと感じる。