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どうして情報発信するのか

この問いに対して、僕は明確な答えを持っていない。否、考えてない。イヤイヤ。喪失しているのが正確か。しばらく考えて、僕個人は発信する理由は持つべきと結論に至った。

今日、Twitterをしていた時に、偶然この問いかけがタイムラインに流れてきた。この答えを持たないと情報発信はすべきではない?違うだろーとも思ったが、過去の経験がすぐに打ち消した。

憧れの方。西山徹さん。

僕は釣りに関わる仕事がしたい。故西山徹さんという釣り番組のパーソナリティだった方に憧れた。番組内ではいろんな魚種を狙い、時に海外の釣り人を招き、そして自らが通訳として振る舞う。毎週画面に映る西山さんはカッコ良かった。小学生だった僕は憧れた。

いつしか西山さんのように釣りで飯が食いたいと思うようになっていた。これが僕の情報発信をする骨格になることを追々知る。

どこにチャンスが眠っているかわからない。釣り業界へ潜り込むにはどうしたら良いかを考えるようになった。

チャンスは何度も来る

23歳の時、1度目のチャンスが来た。釣り雑誌の編集者だった。釣り雑誌を見ていたら、偶然求人が載っていた。応募して、奇跡の就職を勝ち取った。ここではカメラの技術を教わったことが一番の収穫になった。人生初のボーナスももらったが、労働内容が過酷過ぎて辞めた。釣りで飯を食うは甘くないを思い知る。

2度目のチャンスは商社マンをしながら、釣り新聞のライターをやったこと。専任ではないので、西山さんとまではいかない。ただ、過去の経験上、この期間が最も西山さんに近づいた時期だった。

本業の休みを使って取材に行き、記事と写真を投稿。およそ4年ほど続けた。いつしか僕は天狗になった。新聞社の編集の方とすれ違いが起きた。些細なことだったが、投稿をやめてしまった。

3度目のチャンスは釣具メーカーに就職できたこと。ようやくたどり着いたと舞い上がった。もう一生を注ぎ込む覚悟だった。しかし、わずか2ヶ月で人生初のリストラを浴びた。

情報発信とは収集もワンセット

これらの3つのケースにはある共通項がある。それは職に就くために情報収集と発信を続けたことだ。

収集と発信を続けると、まずそれに向けたアンテナが自分の中に立つ。すると驚くべき量の情報が入ってくる。アンテナを立てるから、反応できるだけなのだが、本人は意識しない。なぜなら、それを目指したいから情報収集を収集とは思ってない。

次に、発信を続けると誰かの心には届くことがある。僕はフィッシングライターを個人でしていた時、釣り場で声をかけられた。「高志さんですよね?いつも記事を楽しみに読んでます」と。

めちゃくちゃ嬉しかった。僕の記事が誰かの心に届くと実感できた。

情報を発信するには、収集する必要がある。情報発信とは収集もワンセットになる。

冒頭、僕は情報発信する理由を喪失していると述べた。これは今迷っていることを意味している。迷走しているのだ。

年齢は40代を超え、未だ『釣りで飯を食う』という夢がある。半面、いい歳して何言ってるの?という世間体も見え隠れする。

しかし、年齢理由に諦めていいと思う?僕は思わない。カッコ悪くても良い。自分らしく進み、情報発信をしよう。そのために、発信する理由は明確にしておいた方が良い。情報の収穫量が変わるし、巡るチャンスの回数、確率も上がるから。数少ない僕の実体験。ほぼ間違いない。

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【吉報】昨日のnoteネタのANSER。

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113日目は無事表示された。111日目と112日目は表示されなかったのに。なんやったんや?この2日。noteの運営さんに物申したい気持ちを抑えながら、大人の階段をまたひとつ登った。

🙇‍♂️ただただ🙇‍♂️お願いします