『こうしん』それは成功するための言葉

先日、「嫌われる勇気」を読み終えた。その本の中に、出版社宛のアンケート葉書があり、この本で最も印象に残ったフレーズを問われた。僕は迷わず『更新』と書き、いつもはしおりの代わりにしかならない、その葉書をポストへ投函した。

成功のための持論

僕はこれまでいろいろな失敗をしてきた。そして、それらの反省をもとに、成功するための持論がある。それは『継続』と『変化』だ。

失敗談はいくつもある。それを全て書いていては、失敗辞典が出来上がってしまうので、やめておくが、一例を申し上げる。かなり前に僕はGoogleアドセンスをブログに貼り付けて、副収入を得ていた時期がある。

一年ほどかかったが、毎月9000円位をコンスタントにスコアできるブログを作り上げた。するとある日、Google先生から警告文が届く。規約変更に伴い、僕のブログの広告配信を停止する内容。アカウントは有効。規約に沿った広告の貼り位置へ変えてしまえば、広告掲載は再開できるものだった。

ここで僕が取った行動は、愚かなことに、ブログを止めてしまうことだった。当時はまだ無料ブログでもアドセンス広告が貼れた時代。500記事は掲載していたブログを停止にした。今思うと、9000円『も』稼げていたのに。しかし、当時の僕の気持ちは、これだけ頑張って9000円ならやめてしまおう。9000円『しか』稼げないと考えてしまったのだ。

この思考が500記事分の広告位置変えを避けさせたのだ。ただ貼り替えるだけの作業。変化することを諦めた。同時に、継続することも諦めたのだ。タラレバで、もしもの話にはなるが、広告位置だけ変える作業さえしていれば、今頃相当凄いブログになっていったと思う。

こうした経験を元に確立した持論が、継続と変化。続けるだけではダメで、試行錯誤、時代背景に合わせて、柔軟に変化することも必要だと感じている。そして、先日読んだ「嫌われる勇気」へつながる。

筆舌に尽くし難い感覚

今回は何を思ったか、あとがきページの書かれた後半の章から読み進めることにした。すると、導きの星⭐️というキーワードに魅かれ、後ろから読んでいる場合じゃない。本文が気になって仕方がないので、最初から読むことにした。

そして、アンケートにも書いた『更新』が書かれたフレーズにたどり着いた。普段何気に目にしている更新の文字。この時は脳に『ドスン』と音が聞こえたような、言い表しにくい鈍い衝撃が伝わる感覚があった。継続と変化を一言で表す単語だったからだ。その意味を、調べると「改めること」と、「継続すること」の2つの意味がある。

ただ、僕はもう少し深掘りして、考えた。平仮名で書くと「こうしん」。漢字では他に、行進や交信、後進いう単語も出てくる。読み方一つでも、意味はたくさんあるものだと感じた。その中に、『恒心』という言葉もあった。

この意味は、

揺らぐことない、しっかりした心。

成功への持論がまたひとつ更新されたような、そんな気持ちになれた。


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