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車の維持費は月いくら??

こんにちは、子育てミニマリストのメメです。
先日、中古車を購入しました。
元々、車を購入するつもりはありませんでしたが、引っ越しのため購入しました。
買ったら買ったで色々、便利で手放せるか心配です。
今回は車の維持費に関して、何にどれくらいかかるのかについてまとめていきたいと思います。

1.車本体代【月1.6〜1.9万円】

私は6年落ちの中古車を96万円で購入しました。
車の寿命は約10年(10万キロ)と言われています。
実際は10年以上持つ場合も多いそうですが、10年を超えると消耗品や交換部品などが増え、維持費が跳ね上がります。

仮に売却せずに、後5年(60ヶ月)乗ると仮定して、
96万円÷5年=1.6万円/月
として計算しました。

また、年式が13年を超えたところで自動車税も年間5,000円程度上がります。

勿論、関東圏など公共交通機関が発達している地域に引っ越す場合は中古車を売却することも選択肢の一つに入ります。
仮に、3年後(9年落ちになるため、2013年式と仮定)に28万円で売却できたとすると、
(96万円-28万円)÷3年=1.9万/月
となります。

中古車の査定相場に関しては、一括査定サイトが便利です。

ソリオ(9年落ち)査定相場(ズバット車買取比較)

2.ガソリン代【月8,000円】

私が購入したソリオ(2016年式、型式MA36S)の実燃費は、16.7km/L程度です。

ソリオ平均燃費記録(みんカラ)

2022年5月1日現在の私の地域のガソリン代(レギュラー)は1リットルあたり167円なので、10円/kmの燃料代になります。
一般的に年間1万キロ程度走ると言われているため、月に換算すると約800kmであるため、ガソリン代は月額8,000円程度になります。
勿論、燃費や走行距離は変動しますが、あくまでも肌感覚的にこの程度かかると見積もります。

3.税金(自動車税及び自動車重量税)【月3,292円】

自動車に関する税金は、自動車税と自動車重量税がかかります。

・自動車税:毎年4月1日時点に車を所有している人にかかる税金(総排気量応じて、税額変動)
・自動車重量税:毎車検ごとに自動車の重量に対してかかる税金

です。まずは、自動車税から見ていきます。

・自動車税【月2,875円】

自動車税に関する税額(2019年9月30日までに初回新規登録を受けた場合)は以下の通りです。
2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた場合は乗用車では、4,500〜 1,000円程度税額が引き下げられています。

出典:チューリッヒ保険会社

私の購入した中古車は、総排気量が1,300ccであるため、年間34,500円かかります。月額換算すると、2,875円になります。
なお、ガソリン車に関しては新規検査から13年を経過すると15%の重課になります。ディーゼル車に関しては11年超過で重課になるため注意が必要です。

・自動車重量税【月417円】

自動車重量税は毎車検ごとに車体重量に応じてかかる税金です。
自動車重量税を支払うタイミングや税額は以下の図がわかりやすいです。

出典:自動車税.info
出典:ソニー損保

ソリオ(MA36S)の場合は車体重量が9.9トン(0.5トン換算のため、0.5〜1トンに相当)であるため、
1トン×4,100円/年/0.5トン=8,200円/年
となりますが、ソリオ(MA36S)は、エコカー減税の対象となるため、自動車重量税は、2年自家用車10,000円/2年、5,000円/年、417円/月となります。

出典:国土交通省

4.自動車保険料(自賠責、任意保険)【月3,504円】

自動車保険料に関しては、強制加入の自賠責保険(強制保険)と任意で加入する任意保険があります。

・自賠責保険料【月834円】

自賠責保険は車検の更新(新規登録の場合は3年後、中古車の場合は2年毎)のタイミングで支払います
金額に関しては、保険会社によらず一定です。

自賠責保険料表(出典:損保ジャパン

中古車の場合は2年車検になるため、24ヶ月の自家用乗用自動車にあたるため、自賠責保険料は、20,010円/2年、834円/月となります。

・任意保険料【月2,670円】

任意保険に関しては、前回の記事にまとめているため参考にしてください。
私は自動車保険の一括見積もりサイト等を利用して、ゴールド免許の割引率の大きいJA共済の自動車共済「クルマスター」に加入しました。

人身傷害補償、日常生活賠償特約及び弁護士特約込みで年間32,050円なので、任意保険は月額2,670円です。
ゴールド免許割引で12.5%の割引と他社と比較して割引率が大きいため、新規等級(6級)にしては安くなっています。
その他にも自賠責保険をJAにすると対人賠償の共済掛金が7%割引されるなどJA独自の割引もあります。
私は中古車を購入したため、次の車検のタイミングでJA共済の自賠責に申し込む予定です。
対人賠償の共済掛金が7%割引というのがよくわかりませんが、見積もりだと、同じ補償内容で共済掛金が年間31,300円と650円程度安くなりました。

JA自動車共済クルマスター

5.駐車場代【月3,300円】

私は社宅に住んでおり駐車場代は月3,300円と比較的安く借りることができています。
都心では月2〜4万円が相場のようです。
首都圏でも社宅など借りることで駐車場を抑えることができます。

月極駐車場の相場一覧(都道府県別)

車を持たずに賃貸に住むか、車を所有する代わりに社宅に住んで駐車場代を節約するか、自身の生活スタイルに応じて検討してみてはいかがでしょうか?

6.整備費用(車検、メンテナンス費用)【月2,250円】

車検費用は車検を受ける場所によって相場が大きく異なります。
最も高いディーラーでは4〜10万円、最も安いガソリンスタンド等では1〜3万円程度となっています。

出典:グーネットピット

今回は法定費用(自賠責保険料、自動車重量税)を除いて30,000円/2年、メンテナンス費用として+12,000円/年と仮定すると、整備費用は27,000/年、月2,250円となります。

7.合計【月3.8万円】

その他にも高速料金や街中での駐車場料金等もありますが、人によって異なるため今回は含めていません。
以上の6項目についてまとめて、ポートフォリオを組んでみると以下のようになります。

自動車維持費(月額)
自動車維持費ポートフォリオ

こうやってポートフォリオを見てみると、車本体代とガソリン代で60%以上を占めていることがわかります。
私は車を中古車で購入したため、車本体代の割合は比較的小さいですが、新車で購入した場合はもっと大きくなると思います。

家計簿を見直すコツは毎月かかる大きな固定費(家賃や保険料、通信費など)を削減することです。
車の維持費に関しても同じことが言えると思います。
私の場合は車本体代を除くと、ガソリン代が大きな割合を占めているため、そこを重点的に節約していきたいと思います。

8.まとめ

今回は、実際に車の維持費がいくらかかっているのか、各維持費の割合はどれくらいかについて考察してきましたがいかがだったでしょうか?
円グラフにしてみると、どの項目が一番お金がかかるか一目瞭然ですね。

月額3.8万円と聞くと高いと感じる人、意外と安いと感じる人、色々な意見があると思います。
私は高いな、と感じました笑

5月以降の予算については今回の考察を踏まえて見直していきたいと思います。

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