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アフターコロナの管理部門の働き方。リストラ・二極化時代へ。

前回アフターコロナの美容師の働き方についての考察を書いてみました。
今回はオフィスワーカー(特に管理部門)の働き方について。

今回は会社(経営層や管理職)の視点から。
「働き方改革」で話題を呼んだテレワーク(リモートワーク)や時差出勤。
導入に向けて消極的だった企業でもコロナ禍に緊急的に導入したところは多いはず。4月に東京都内でテレワークをしている人は49%という調査結果も。

今回テレワークを導入してみて浮き彫りになったことは、堀江さんが昔から唱えている「ホワイトカラーの9割は不要論」と一致します。(興味ある方はググってみてください。沢山出てきます。)

ここからアフターコロナに起こる変化とその対策です。

・不要な人材が可視化される

愛想やキャラクターで仕事をしている人
会議に出てるだけの人
いつも喫煙所にいる人
ITリテラシーの低い人
ホウレンソウが下手な人
残業代で稼ぐ人

などなど挙げたらキリがないですが、会社以上に淘汰されていくと予想しています。つまり倒産よりも失業者が増えるのは間違いないです。
生き残るには、働いてるフリ頑張っているフリ仕事ができるフリはやめて、徹底的に結果を出すこと。
本来仕事はアウトプットでしかないはずなので、勉強中とか経験が浅いとか関係なく(そこはオフの時間にインプットするしかない)自分の土俵を上げて勝負をし続ける。もしも読んでいただいた方の中に20代の方がいたら、コミュニケーションにこだわることも重要です。質問や相槌や返事の質を上げるだけで評価がガラッと変わります。より具体的な生き残りスキルについては需要があればまた別のエントリーで書きたいと思います。

・人によっては働きやすくなる

通勤時間やストレスからの解放
結果が可視化されるので評価が明確になる
(人によっては)住む場所の選択肢が広がる
出勤退勤時間に縛られないパターンも

特に通勤に関することは大きいのではないでしょうか。
私はもう数年間、定時や定休日という概念がなく仕事をしているので、予定に合わせて動くことの効率の良さだったり満足度の高さは自信を持ってオススメできます。
毎日電車で片道2時間は無理だけど、週1回だったらアリだなって方も多いのではないでしょうか。買える家の選択肢が増えますね。可処分所得が増え時間も増えるって良いことだらけな気がします。
都心部の不動産価値は今後どうなるでしょうか。

・オフィスにかかる固定費の見直し

ブランディングとしてのオフィス以外は必要なくなる?
オフィスビルや事務所物件は空室だらけに?
貸し倉庫や金庫の需要は増えるかも。

場所・広さ・設備すべてについて見直す必要があります。
弊社では別のタイミングで別の理由からやはりそこは見直しました。
コストを削るか、収益化を図るかどちらにせよ、本業の収益を食うようなTHE間接部門な存在から抜け出す良いキッカケに出来たら良いですね。
非生産性部門と呼ばれることに慣れ、それを当たり前と思っているようだと居場所は無くなっていくでしょう。

ついでに言うと、オフィス街や周辺にあった飲食業やもちろん美容業などのサービス業関係は影響を受けます。そこに毎日通っていた方達からすると、その場所は帰りに気軽に寄るという行動パターンがなくなり、わざわざ出向く場所になってしまいます。これは大きいです。

まとめ

ここまでに書いたことって実は何も特別なことは無く、元々多くの人が感じていたはずのことです。特にいつかリストラされそうだった人が分かりやすい。
「経済が止まると人が死ぬ。」と多くの方が言っています。
実は「経済を効率化すると人が死ぬ。」だったり。
死にはしないけどどこに行ってしまうのでしょう。またそこにヒントがあったり。


11:40あたりから。面白いです。やっぱり想像力が大切です。

終わりに

私は自分自身が此処にいることでどれだけの利益をもたらすことができるかを、しっかりと数値化して理解してもらった上でやっています。トップにも、一緒に会社を動かしていく幹部メンバーにも。それが使命であり責任なのでやるしかありません。やることが明確なのってシンプルで良いですよね。

今日はここまで。

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