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「目的」だけではダメ。「熱狂チーム」にある5つの条件

こんにちは!

株式会社ユーティルCOO・マーケターの峯村です。

2020年8月6日(木)、みやひろさん(@hiro_38)にお誘いいただき『JBUG 東京 # 17 #オンライン 〜恒例!盛夏のLT大会2020〜』というオンラインイベントで登壇させていただきました!

みやひろさん、ステキなイベントにお声掛けくださりありがとうございました!


今回、僕がお話しさせていただいたテーマはこれ。


『目的達成に向かって「熱狂」できるチームの在り方』


タスクを処理するだけなら、方法が分かれば誰でもできます。ですが、お互いが強みを最大限に発揮し、200%の力を引き出すためには「熱狂できる仲間」が欠かせません。


僕はこれまでに5度の転職と6社の副業、5回の職種チェンジを経験してきました。様々な場所、立場からプロジェクトに携わる中で「熱狂できるチーム」には共通して、「5つの条件」が備わっていると感じています。

今回はこの「5つの条件」についてお話しさせていただきます!


1. 「期待」を明確にする

プロジェクトチームの仲間が、このプロジェクトを通じて「どんな期待」をしているか知っていますか。

また、どんな期待を込められて、プロジェクトに声をかけられたか知っていますか。


プロジェクトは「目的」と同じくらい、もしくはそれ以上に、「期待の共有」が大切です。


それは、職種や立場、入社の理由など、「仕事に求めること、期待すること」は人それぞれだからです。


目指すべきゴールは同じ。けど、なぜ目指すのかはその人の自由。


この前提を踏まえ、


・自分自身がプロジェクトに期待すること

・プロジェクトメンバーに対して期待すること


2つを整理し、お互いに共有し合う場づくりから始めましょう!


2. チーム=「主人公の集合体」

条件その1で整理した期待に応えるのは誰でしょうか。


そう、「自分自身」ですよね。


プロジェクトに関わる仲間も同じ。各々が期待を超えるための試行錯誤を繰り返しています。


つまり、「期待」はかけられた人にしか超えることができないんです。

自分自身への期待、メンバーからの期待。2つの期待を超えるために、自ら主役となってここにいる。


プロジェクトはまさに、「主人公の集合体」。


自分が主役であると同時に、仲間も主人公なのだと自覚すると、背中の預け方や踏ん張りどころが明確になってきます。


信頼関係に熱狂が混ざり合うためのファーストステップです。


3. 目的・戦略・戦術が「浸透」するまで話す

プロジェクトとは「目的を達成するために集まる集団」です。

目的、戦略、戦術を、僕は以下のように定義しています。


・目的 : 最高の結末

・戦略 : ストーリー構成

・戦術 : 各人に求める、期待すること


なぜ、こう定義しているか。それは、実務的な話しばかりにフォーカスすると、「ゴール」や「方法論」を見失うからです。


実務的な話しに偏ると、必要なことは分かっても気持ちがついてこないんですよね。それよりは、


「ストーリー構成をこう変えたよ」

「最高の結末を迎えるために、あなたのこんな力が必要なんだ」


という話しがしたい。

大テーマがあってこそのプロジェクトで、テーマをお互いに話し合える素地があるからこそ、実務に身が入る、具体的な解決策が見えてくるのではと思います。


ちなみに、この3つは、一度「語りかける」だけでは伝わりません。

何度も話し、各々が業務に邁進する中で「浸透」していくものです。

「言ったから」ではなく、互いに「言い続け」ましょう。


4. 「スポットライトのタイミング」を共有する

主役はあなたです!

そう言われても、「いや、別にそう感じないんだけど...」と思っていたりしませんか。


こう思わせてしまう原因は、「スポットライトがあたるタイミング」を共有していないから。


例えば、営業・ディレクター・編集・デザイナー・エンジニアがひとつのプロジェクトに参加したとします。

リーダーから「僕らの目標は、1年後にメディアの読者数を10倍に伸ばすことです」と言われたとします。


これだけでは、プロジェクトチームは熱狂しません。


・この目標は「必要な人」が限られている

・なぜ、この目標を追うのかが分からない


つまり、プロジェクトの「最高の結末」が見えてこないからです。


これが、


「このプロジェクトは3年後に市場シェアNo.1を目指しています。

そのために、今年はメディアの読者数を10倍に伸ばしましょう。

編集、ライター組はどれだけ読者を惹きつけるコンテンツが企画・制作できるかが勝負です。

コンテンツの魅力を際立たせるためにデザイナーは魅せ方を追求しましょう。

エンジニアは10倍に伸びる姿を想像しながら、読みやすい・使いやすいメディアを構築してほしいです。

営業は、今年はガマンの一年になるかもしれません。ただ、10倍の読者が集まるメディアを作った先には、お客様へ自信を持って提案にいってほしい。来年、営業メンバーが最も輝くために、今年は情報収集やトレンドを掴むなどの補佐もお願いしたいです」


目的、ストーリー、役割を共有し、スポットライトがあたるタイミングを明確にする。


これにより、いまスポットライトがあたる人はもちろん、これからスポットライトがあたる人も今を全力で頑張れます。


5. 役割・期待を理解し、行動を称え合う

プロジェクトには、最高の結末を迎えるために構成されたストーリーがあります。


そのストーリーには、見た目上スポットライトがあたる人もいれば、陰で支える役割の人もいます。


プロジェクトに関わる仲間が、何を期待され、どんな役割を全うしようとしているのか。


それを常に把握し、行動を称え合う。


リーダーは、プロジェクトの報告が必要な場面で、各々の役割と行動を正しく伝える。


この積み重ねが、仲間の心の支えとなり、より強い力を発揮する原動力にもなります。


以上、チーム内に「熱狂」が生まれる5つの条件についてのお話しでした!


登壇資料は下記にアップしていますので、ご興味ある方はご覧ください。


最後に

ユーティルでは、熱狂できる仲間と共に最高の結末を迎えるたいプロジェクトが複数あるのですが、まだまだ役者が足りていません。


「どんな職場?」

「どんな人を求めてるの?」


など、ユーティルに興味をお持ちいただける方は下記をのぞいみてください。

面談はもちろん、カジュアルなお話しなども大歓迎です!Zoomなどでお話ししましょう!


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