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人生のゴールを更新するために大切なこと

最近、「人生のゴール」
更新されていますか?

Mindset,incが運営するオンラインサロン
「Mindset School」では
「ゴール設定&更新会」と題し、

毎月定例で人生のゴールを
「現状の外側」に更新するために
メンバーが集まる場が用意されています。

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※現状の外側とはこのままいけば、
想定されない未来のこと。
国家で言えば、現行法を変えなければ
実現できないレベルの未来のこと。
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当日集まったメンバーとペアを組み、
コーチ役とクライアント役に分かれて、
お互いがお互いのコーチを担います。

ペアワークを行う前には、
当サロンオーナーであり、

「Mindset Coaching Academy」の
ファウンダーでもある李に
質問が出来る機会があり、

問いに答えるカタチで
李の講義からスタートします。

スクリーンショット (1688)

認知科学に基づいたマインドのカラクリと
コーチングに応用するためのポイントを
全員で深め、ペアワークに挑んでいます。

今回は、「Mindset School」定例の
「ゴール設定&更新会」
の様子をお届けしながら、
「人生のゴールを更新するための
ポイント
」についてお届けします。

「ゴール設定&更新会」は下記の
4つのステップで進んでいきます。


①Q&Aからスタート


「いきなりQ&Aから?」と思われた方も
いるかもしれないですが、

マインドのカラクリをインプットし、
自身の人生に自己適用することを
重要視している当サロンでは

「学ぶこと」は目的にはなり得ません。

実践すること、つまりインプットしたことを
自己適用することを中心に置いています。

だからこそ、自己適用をする中で出てくる
疑問を解消し、次のレベルの実践をすること。

また、次のレベルの実践が出来たことで
サロンメンバーにおすそ分けすることを
大切にしています。

その意味でもマインドのカラクリを
自己適用した中で出てくる疑問に対して、
李からの回答を手にし、

次のレベルの自己適用が出来る土台を
整えています。

●具体的に出てきた質問をご紹介


Q:「設定したゴールが
本当にやりたいかどうかを
どうやって判断すればいい?」


A:理性を無視する。

一旦、ゴールを設定し、2日目にも、3日目にも
勝手に行動が出ていたらやりたいこと。

逆に行動が出ていなかったら願望じゃない。

世の中には
「口に出したらやらないといけない。」
という風潮がある。

それはしなくていい。
「ポールダンスやる。」と言って、
やってみて、違ったら辞めたらいい。

「今、何が本当にやりたいか?」
頭で考えても分からない人がほとんど。

だからまず、「好奇心でやってみる。」
やってみることで脳が変わる。

「行動が無意識的に立ち上がっているか」
で分かる。

あなたがコーチだとして、
クライアントが現状の外のゴールを
置けたかどうかは、行動を見ればわかる。

「無理無理と言いながらも、
笑っていたらGood.」

この感じがゴールを設定出来た状態
「認知不協和」

「意識はNoでも、無意識はGo」
これがゴールがうまくいっている景色。

極端に言えば、
目に飛び込んだものは全部ゴールと
置いてみる。

カフェに行って良いなと思ったら、
「買収してオーナーになる。」

新幹線が良いとおもったら、
「新幹線を超える幹線のオーナーになる。」

一旦ゴールは置いてしまって、
「脳がどうなるかを楽しむ。」

大人になると余計な思考がはたらく。
少年少女のように何かを見るたびに、
「あれほしい。これほしい。」
とするのがいい。

見たもので心が動いたら
「一旦ゴールを置く。」
ゆるくてもいい。


②コーチ役としての問いのポイントを共有


サロンメンバーの中には、
Mindset Coaching Academyのメンバーもおり、

プロコーチとして価値提供している人も
いますが、全員ではありません。

そんな中でもこの会で全員にゴール更新が
起きるポイントがこのセッション。

李によるシンプルでありながら、
本質を突いた問いのポイントが
シェアされます。


●「Whyではなく、Whatを問う。」


実際、この話をしておかないと、
ほとんどの人が「Why」を聞いてしまう。

例えば、「なぜ起業したのか?」
これは真なるイシューの深堀の問い。

実はコーチングの問いかけでは
「なぜ」はほぼ使わない。

スコープが曖昧になるから。
「未来こうしたかった。」とも言えるし、
初めたきっかけも答えられる。

人間の行動には、
「内的要因」「外的要因」の両方がある。

「環境や状況が私をそうさせた。」
ということはあるし、
青天の霹靂が起きることもある。

刻々と状況は変わる中、
人間は内発的な刺激と外的な刺激の
交わるところに立っている。

「Why」では、
外的要因を聞いているのか、
心の中を聞いているかが曖昧。

質問者自身は起業した
「なぜ」を聞きたいと
思ってしまう。

「ビフォー」と「アフター」の
変化量が大きいほど、
「なぜ?」と思ってしまう。

脳には「空白」を嫌うという
性質であり、反応があるから。

コーチングを機能させようと思うなら
脳の反応に負けてはダメ。

クライアントからしたら、
何を聞かれているか分からない。

だから、クライアントのために問う
コーチは「What」を聞く。

Whatを聞かれると言葉の定義が始まる。

例えば、
あなたにとって「価値」とは何か。

価値というのはそもそも、、、と
サーチして探さないといけない。
抽象度を下げるのがチャンクダウン。

「コンサルタントとは何?」
そう問うと機能の定義を
しないといけない。

「なぜ、コンサルタントなのか?」
と聞かれても、
ふわっとしたものしか返ってこない。

ゴール設定においても定義を聞く。

仕事のゴールを設定するときも、
どこどこ会社で営業をしていて、、、
その仕事はどういう仕事なのか
定義をしないといけない。

「あなたのいう営業とは何か?」

NLPでは名詞限定という。

人間は動詞に反応しがち。
「会社のメンバーみんなが無視をする。」

この発言はメッセージ性があるのは無視する。

「会社のメンバーって誰?」
「みんなってほんまにみんな?」

「クラスでファミコン持ってないのぼくだけ。」
ほんとにぼくだけなのか?

「全員と言っても営業セクションの全員?」
8人の村社会の話だったりする。

会社全体から見れば92%が
嫌っていなかったりする。

マインドの狭いところで「全体」として
無視されると言ってくる。

名詞限定をしないといけないのに、
「無視大変ですね。」

なんて返してしまうと
「全員が無視することの臨場感」
がほぐされない。

人間の日々は、
「感覚、知覚、認知、行動。」
の繰り返し。

感覚、知覚までいってしまうと
そのあとは認知を強固にする。

だから現状の外のゴールを置くときに、
カウンセリング的な共感、傾聴は禁止。

現状に対する認知が強固になる。

Whyを聞きたくなる自分は
日常生活の中にはいると思うが、

この30分では「何」を聞く。

詰めるわけではない。
止まってしまったら、
待ってあげる。

コンサル20年やっていた人だとしても、
「コンサルとは何か。」
改めて問う。

日常生活でもお子さんがいたら、
部下がいたら、

「What」を投げれるようになると
思考が深めるお手伝いになる。


●「Why」を問うべきとき


一方、パネルディスカッションなどで起業家から
ストーリーを引き出すときは「なぜ」が大事。

物語を引き出すならなぜの方が大事。

モデレーターに「何?」で
定義し続けるとおそらく嫌がられる。

ストーリーを話してもらうなら
「なぜ。」で問う。



講義で分からない点に対して
出てきた質問に対しては、
その場で答えていきます。


Q:ゴール設定をした後はマイルストーン的に達成していくのか。


A:マイルストーンに落とし込むのは禁止。

ステップバイステップに落とし込める
ということは、つまり現状。

現状の外にゴールが置けたら、
無意識がステップに落とし込む。

マイルストーンに落とすことを考えると
ゴールがどんどん下がってくる。

設定したら後はあほになる。
無意識が閃くことを待つ。

閃かなかったら地獄。
閃かなかったら失敗。

でもそれは「Want to」じゃ
なかったということ。

ビジネスで実験するとたしかに危険。
クビになるかもしれない。

だから最初は、
誰の役に立たなくてもいい趣味や
遊びで「現状の外」のゴール設定
やっていくのがおすすめ。

一方、失敗出来ない中でも、
いきなりなんとか出来るひとが起業家。

例えば、孫さん。
ジョブズに交渉に行き、
移動体通信事業者でもないのに、
「iphoneを欲しい。」と言う。

「専売契約してくれるなら、
移動体通信業をやる。」と言う。

先に受注をとってからつくる。
Can、つまり今出来ることは関係がない。

現状の外が大事。
(このままいけば想定される未来の外側)

そのために、この場はお互いが
ゴールをプッシュし合う。

「相手のゴールをもっと広げてあげる。」

ゴールを落とし込むのは
ビジネス上はしなければならないが、

個人のゴールの現状の外であれば
マイルストーンはいらない。

期日があって
仕留めるものは期日を入れる。

コーチングの創始者
ルー・タイスのゴールは
「差別と戦争をなくす。」

2025年までにとは書かない。

一方、IPOや売上1000億などは
5年後、3年後といった期日効果が大事。

現状の外のゴールはの主観の話。

李は「コーチングとコンサルティングの
融合した機能を提供する。」
という未来を置いている。

2020年中にできると宣言すると、
その中で出来るものを出してしまう。

生命時間を全部かけても
つくるというのが真のゴール。

誰にも評価される意味もない。
主観的な話。

オリンピックで20個以上金メダルとっている
スイマーもいるが、彼は金メダルすら目標でない。
全アメリカ国民の健康のために泳いでいる。

そのスイマーのコーチは
コーチングの創始者ルータイスの弟子。

究極の主観なゴールは自分だけが分かる。

ある意味お互い相手のことなんか
知ったこっちゃない。

それでも「あなたなら出来るはず」
ということを投げる。

よく顔や表情を見る。

ゴールに近いものを置けると
ニコニコするが、
「とはいえまだ子供が小さい。」とか
出来ない理由をはじき出す。

現状の外にゴール設定するときに
脳は言い訳をはじき出す。

コーチングが機能して、
コンフォートゾーンが未来にずれると
「現在がおかしい。」となり、
現実が変わりだす。


例えば、
「世界チャンピオンになる。」
というものを出せたとする。

それはいいとして、
「世界チャンピオンになったとして、
何がしたいか。」

チャンピオンになったら
ディフェンディング
チャンピオンは興味がないはず。

もう達成してしまっているから。

なったあかつきの未来の
ゴール側のリアリティを上げる。

現状の外のゴールをストーリーで話す。
夢を膨らませるという作業を
一緒にしていく。

世界チャンピオンになったらなにがしたいか。
そこを描くことで未来の臨場感が
上がってくる。


さあ、
講義を終えるといよいよペアワークです。

全員がペアとなる一人ひとりのゴールに
向き合っていきます。


③コーチングペアワーク


「ペアの相手はランダムに決まります。」

この人とこの人が組んだほうが良い
ということもない。

本当に知らない人たちが夢を
押し合いっこしたら、
めちゃめちゃ友だちになる。

未来軸で話す。今は関係ない。

世の中では、
「こんにちは!今からゴールをプッシュします。」
ということは起こらない。

世界中でこの会話が広がる
社会になったらいい。

まずはここにいる一人ひとりが
出来ないと未来はない。

お互いが大事なものを譲らない中で
未来を置けるか。

30分ずつのコーチング
行ってきてください。

(zoomのブレイクアウトセッションに
2人1組で入り、それぞれコーチングを実施。)

④振り返り&まとめ


スクリーンショット (1690)


「みなさん帰ってきましたね。」

クライアント役をやっていた人?
その中でゴール更新が起きた人?
コーチの存在は役に立ったと思う人?

(全員が手を挙げる。)

コーチングのプロからすると
ある意味ショッキングな出来事。

価値が出てしまう。

専門家がやったらもちろん
結果が出るが、

そうでなくても、
結果が出ている。

「全員がゴール更新しようと思って
ここに来てるから。」

ある意味で生簀。笑
ここに来たら釣れる感じ。

「初めて会う人にコーチです。」
っていってもほとんどの場合、
話も聞いてもらえない。

この場はやる方も本気だし、
受ける側も一生懸命。

基盤として認知科学の枠組みを知っている。
マインドのカラクリを共通で学んでいる。

それが環境要因。

安心してゴールを話せるのが良い。

師匠にいっても切られたりする。
家族に言っても忙しい中で
何言ってるのと切られる。

大きいテレビ買いたいというと、
洗濯機を買いたいと言われる。

理想は夫と妻が相手のことを
おもんばからずにゴール設定をして、
包摂する。

二人でせーのでやらないと
逆側が忍耐が増えると思いがち。

お仕事上でメンターというのは
ビジネスのヒエラルキーがある。

現状の外は相手の序列を超えたところに
ゴールが置かれる。

自分の主観世界をどこまで投げれるか。

そのためにも、日常では、
今やっているHave toを全部捨てる。

「本当にいるかいらないか。」
判断していく。


全部捨てると時間が生まれる。
すると時間が生まれる。

まずはHave toを全部、断捨離する。
時間が生まれれば、本を読みたいなら、
読みたいだけ読めばいい。

それをしないと閃きは起きない。

ルーティンワークに負けてしまう。
ゴール設定の前に実は重要なことは、

まずはHave toをゼロにいかに近づけるか。

友だちととっていた時間があっても、
やりたいことがあればごめんなさいと言う。

リスケするなり、その人と友達をやめる。
人間関係の卒業があってもいい。

ゴールに生きることは甘くないし、
逆に言えば断捨離をしっかりやれば
ゴールにいける。

あとはゴール設定で大事なのは精神状態。
落ち込んでいる時にやらない。

ゴール設定するとき、精神状態が我々のすべて。
ゴール設定会に来たときに場が出来ている。

そして、これからも毎月、場を用意する。

自分の日常の利害関係者じゃないからこそ
出せるものがある。心的安全性がある。

会社で心的安全性をつくる
というのはいいコンセプトだけど
実際は、非常に難しい。

クレイジーにやろうということに対して、
本当に承認できる場を
これからもつくっていきます。

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