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【参画者/企業募集!】これからの健康経営を考えるプロジェクト



この記事はこんな人に読んでほしい!

この記事は健康になりたい/健康を維持したい人に届けばいいなと思っています。また、健康施策を実施している担当の方、人事の方、健康経営ソリューションを提供する企業の方にも読んでいただき、共感いただける方と、実際に一緒に取り組みをしていきたいと思っています。


こんなメンバーで活動しています!

週7でジムに通うマッチョから、化粧品研究者、毎日飲酒する営業マン、スポーツ万能女子、企業PR戦略コンサルタント等、多種多様なメンバーで活動をしています。ちなみに、表紙のアイコンもメンバーの一人が作ってくれたものです。ロゴの作成経緯についてはこちらをご覧ください。各々の強みや好きなことを活かして、「こんな施策あったらいいな」「こんな社会になればいいな」とビジョンドリブンで取り組みを進めています。

2022年度活動メンバー

活動のビジョン

そんなこの活動のビジョンは、ミレニアル世代の「日々自分らしく輝いていたい!」社会を実現するため、攻めの健康経営でゲームチェンジを目指す!です。PJT発足の経緯とビジョン策定の経緯はこちらからご覧ください。一言でいうと、「病気予防や健康診断のようになマイナスからゼロへ戻す施策だけでなく、睡眠の質向上やパフォーマンス向上等のゼロからプラスへ押し上げる健康経営施策を社会に浸透させたい」ということです。ビジョン策定の背景はこちらから。

健康経営PJTの活動ビジョン

これまでの取り組み

栄養充足度、睡眠の質・時間、ストレス度合いの相関をMINDSメンバー30名で3か月間検証しました。メンバーの半分は日々の栄養摂取(特にカロリーとタンパク質量)と毎日のストレス度合いの相関を、残り半半分は睡眠の質・時間と毎日のストレス度合いの相関を測定しました。ストレス度合いの測定はYume Cloud Japan社のMindScaleというデバイスで毎朝「脈拍」「声色」「ストレスチェック抜粋質問回答」により精緻な自身のストレス状態をスコア化しました。※MindScaleについての詳細はこちらから(MindScaleホームページ

「栄養」「睡眠」が「メンタル」に与える影響を可視化

Yume Cloud Japan社は山形大学との共同研究の上、山形大学内に設立されました。山形大学はスタートアップ創出とアントレプレナーシップ人材開発に力を入れており、Mindscaleをきっかけに山形大学アントレプレーナーシップ開発センターの教授や学生とのディスカッションと懇親会も行ってきました。土日を使って、半分はPJT、半分は旅行として、メンバー同士の懇親も深めました。普段、会社で仕事をしていると出会うはずもなかったメンバーと仲間として団結し、思い出を作れることもMINDSの魅力の一つです。また、山形大学訪問をきっかけに、今後はMINDSの大企業ミレニアル世代従業員×山形県若手職員のディスカッション会も企画しており、新たな交流を連鎖的に生み出すことができました。※山形大学のアントレプレナーシップ人材開発の取り組みについての詳細はこちらから(山形大学アントレプレナーシップ開発センター (yu-entrepreneur.net)


山形大学訪問と山形観光

取り組みの結果

前提として、ストレス度合いには様々な影響因子がありますが、今回の検証は被験者の他の影響因子をコントロールしていません。また、全ての結果を分析しきれていませんが、一部の被験者の定量結果と定性コメントから、現段階睡眠質とストレス度合いには相関がある傾向が見られました。前夜の睡眠の質が良ければ、翌朝のストレス度合いが低く、メンタル状態が良い傾向が見られました。一方で、前夜の睡眠時間と、翌朝のメンタル状態には関係性は見られませんでした。また、前日の摂取カロリーやタンパク質量と翌朝のメンタル状態にも関係は見られませんでした。睡眠の質は、スリープサイクルというスマホアプリでレム睡眠・ノンレム睡眠の周期頻度と感覚から睡眠の質をスコア化しています。

睡眠時間/質とMS値の相関
※MS値=MindScaleによるメンタルスコア(高いほどメンタル状態が良好)

全ての結果を分析できていませんが、メンタルに値を与える様々な影響因子の中で、睡眠の質は影響が大きいのかもしれません。睡眠の質を向上させることで、日々のメンタル値が安定し、プレゼンティーズムを予防したり、仕事のパフォーマンスを向上させることができることが推定されました。実際に被験者にヒアリングをすると、「睡眠の質が良かった翌朝はストレス度合いのスコアが良く、仕事も捗った」とコメントがありました。従業員のパフォーマンス向上のために睡眠の質向上に向けた福利厚生施策や補助をすることも費用対効果が高いかもしれません。今後は全ての定量結果と定性コメントをまとめて、MINDS各社や日本社会に提言していきます。


これからの取り組み

健康経営PJTは今後、健康系スタートアップの商品やサービスを日本社会に浸透させていくための検証コミュニティとして拡大していきたいと思います。現在は日本の睡眠業界を盛り上げるために企業や個人をつなぐコミュニティSleep Network Hub「ZAKONE」に参加しており、そこで出会った新しいサービスや製品をMINDSメンバーが実際に使用し、効果を感じれば自社に施策として実施するよう打診したり、メディアを使って日本社会へ発信をしています。早速ZAKONEにて本PJTの取り組みのピッチを行いました。
※ZAKONEについての詳細はこちらから(ZAKONE(ザコネ)|Sleep Network Hub
※ZAKONEでのピッチの動画はこちらから(https://youtu.be/jUV39Lx55Kk

ビジョン実現に向けた健康経営PJTが果たす役割

実際に、ZAKONEにて出会ったVISITS Technologies社のデザイン思考テスト/トレーニングをパフォーマンスを測定、向上させる施策として社内の研修プログラムに導入できないか、検討中です。参加メンバーには製造業人事研修担当も参加しており、効果を感じられれば自社の研修プログラムとして導入できないか社内検討をしています。


ポイントとしては、健康経営PJTメンバーが自身の興味や成長のために、自分から連携先を調べて連絡し、取り組みとして実現したことです。PJTメンバーは、様々な業種、職種で「健康」や「パフォーマンス向上」に興味があるため、自身のやってみたいこと、連携してみたいスタートアップに積極的に連絡を取っていきます。デザイン思考トレーニング以外にも、睡眠の質を向上させるスリーププロテイン、睡眠の質を向上させる寝具、睡眠中の心身の回復を最大化するウェア、パーソナルトレーナーと企業の遊休スペースをマッチイングするプラットフォーム、アルコールの有害摂取防止のためのチェイサー文化を広げていくコミュニティ等と話を進めています。現在は「睡眠」に関わる商品やサービスに絞っていますが、今後は「美容」「運動」「栄養」「パフォーマンス」「メンタル」等、様々な切り口でトライアルをしていきます。

VISITSTechnologies様本社訪問とプログラム概要

このトライアルを続けながら、健康経営PJTは、企業従業員、企業健康経営担当者/エグゼクティブ、スタートアップを繋げるコミュニティにしていきます。MINDS参画企業から、「健康」や「パフォーマンス向上」に意欲あるミレニアル世代を募集し、これまでの活動で蓄積してきた「健康」「健康経営」「プロジェクトマネジメント」についてインプットを行い、参加者の中で興味ある活動領域毎にチーミングをします。チーム毎にゴール設定、検証・広報設計を行いながら、PJTが繋がりを持つスタートアップ企業とマッチングをします。実際に、PJT参加メンバーが使用、検証をし、結果を自社や自部署に報告、MINDSのオウンドメディアで発信をします。


企業従業員は、本業務では関われない興味領域のスタートアップと繋がり商品やサービスを体験することができる、企業経営担当者/エグゼクティブは社内で効果検証をせずとも、従業員のパフォーマンス向上につながるヒントを得ることができます。他企業従業員と自らゴール設定し実践まですることでプロジェクトマネジメント経験も培われます。スタートアップ企業は、法人顧客獲得のきっかけになったり、企業従業員のリアルな使用感を聞け、広報や製品改良を進められます。このような三方よしのサイクルを回し続けていくことで、活動ビジョンである、ミレニアル世代の「日々自分らしく輝いていたい!」社会を実現するため、攻めの健康経営でゲームチェンジを目指します。

23年の健康経営PJT体制

ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございました。現在は以下のような企業様や従業員様を募集しています。

  1. 健康/パフォーマンス向上に関わる製品やサービスを持つ企業様

  2. 健康/パフォーマンス向上に興味がある企業の従業員様

  3. 企業の健康経営担当者様/エグゼクティブ様

    少しでも興味を持っていただけた方はぜひ軽い気持ちで本記事を書いている飲料メーカー営業の根津(Takuto_Nezu@kirin.co.jp)までご連絡ください。一緒にワクワクしながらこれからの健康経営を考えましょう!!

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