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【自己啓発】ド田舎にある全国チェーンのファミレスが好き

こんにちは!
メンタルブロック解除人の大和です。


今回のテーマは、


「ちょっと共感されにくいような、
でも何となく好きなもの」

です。

これは僕の嗜好ですが、
僕は何となく開放的で、且つニュートラルで
フラットな空間と言うものが好きです。


例えば、


ファミレス、
大きな病院の待合室、
スーパーのおくつろぎコーナー、
綺麗なサービスエリアのフードコーナー等


のような空間です。


スナックみたいに小ぢんまりして、
中々常連の人しか来ないと言うような
場所では無いと言うことです。

そして、一人で好きな時間に勝手に来て、
特に料理を注文することが無く、
適当にだらだら過ごしてても、
別段誰からもそれを変な目で
見られない所がいいです。

もっと言うと、例えばファミレスであれば、
そのファミレスがかなりの全国チェーン店で、
しかも広い田んぼが見えるような、
田舎の最果てとも言える場所で
営まれているのであれば、もっといいです。

現代文明の恩恵がド田舎にも
平然と及んでいると言う、
そのギャップがいいんですね。


ある時、何でそう言うのがいいんだろうと
ふと考えてみたんですが、以前読んだ、
多木浩二さんと言う評論家が
エアポート(空港)の空間の特殊性に
ついて論じたものが、結構その説明として、
いい線行ってるのではないかと思いました。


その評論では、空港は極めて合理化された
プログラムを実現したような施設で、
どの国にも所属していない場所のように
感じられる空間であると言うように論じられて
いました。


そしてそこでは色んな国籍の人が
流動していて、パスポート・コントロールを
通った後は、一見すると国家から解放されて、
自由な身になったかのように見えると。

でも、実際は決められた場所で
待つ位しかできないし、寧ろ絶大な権力に
拘束されていて、その権力は誰のものでも
無くて、言わばゼロの権力の空間とでも
呼ぶべき場所、それが空港であると
多木さんは論じているんです。

つまり、目的と目的の間のような、
或いは中心と周縁の境界線みたいな曖昧な場所。


どうやら僕はそう言う特徴のある場所に、
一種の気楽さであるとか自由とかを感じていて、
好きなのかも知れないなと思ったんです。


これはかなり個人的な、ユニークな感覚ですが、
実は、自分が本当に好きなことととか
やりたいことと言うものには、ある種の
ユニークな感覚が伴っているもの何ですね。

例えば、各人のやりたいこととか夢を、
ありふれた言葉や職業とかで
カテゴライズしようと思えば、それはいくらでも
可能なこと何ですが、ではそれが実際、
その人にとって「どう楽しいのか?」
と言うことについて突き詰めて行くと、
人には容易に共感されそうに無いような、
極めてユニークな所に辿り着かざるを得ないんですね。

そう言う意味においては、本当に
やりたいことを志すと言うことは、
結構孤独なことでもあります。


何故なら、その本当の楽しみは容易に
言語化し得ないし、言語化できたと
しても、中々周囲の人には共感され
そうに無いことなのですから。

ちなみに、哲学的には、各カテゴリを表す
目印や言葉のことを「タイプ」と言い、
同じタイプでも微妙に異なる、それぞれ固有の
特徴や質のことを「トークン」と言います。

好きなことが自分にとって、本当に
好きなことなのかどうかは、このトークンの方を
追求してみて下さい。

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