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【経済本100冊】Vol.7:『10年後の仕事図鑑』(著:堀江貴文、落合陽一)のあらすじ

経済本100冊読破タイトル作成

こんにちは!メンタルブロック解除人こと心理カウンセラーの大和です。
こちらでは、「数字に疎い心理オタクが、経済関連の本を100冊読むとどうなるか?」と言う企画で、読破した経済関連の本を紹介して行きます。
既に経済に詳しい方もそうでない方も、今後の本選びの参考にして頂ければと思います。


今回ご紹介するのは、堀江貴文・落合陽一さんの『10年後の仕事図鑑』です。

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基本情報

タイトル:10年後の仕事図鑑
著者名:堀江貴文、落合陽一
初版発行年月:2018年4月
ページ数(大体):約250pg
難易度所感〈五段階〉:★★ ややカンタン


大和の適当あらすじ


10年後の未来に、AI化や仮想通貨等で不要になる仕事と必要になる仕事を遠慮なく列挙してくれた本。


全体の感想


就活とか転職・キャリアアップを考えている人には、特に興味深い内容の本だと思います。やはり落合さんと堀江さんが問題提起してくれてるだけに、結構逆説的で痛快なものが多いです。結論としては、実生活で役に立たなそうなものや、趣味や遊びの要素の強いものが生き残りやすいと言うことで、遊びと仕事の区別が無くなるだろうと言っています。遊んで暮らしてお金も手に入れば万々歳ですよね♬ 実際10年と言うスパンでそうなるかは僕的には疑問ですが、個人で収益化しやすい時代にもなって来てますので、夢追い人には背中を押してくれるいい本だと思います。僕は大分励まされました(笑)


大和の学びポイント


< 学びポイントまとめ >

★ホワイトカラー正社員は過去のもの
★銀行員はおろか、銀行すら不要
★スナックは食いっぱぐれない最強の飲食店形態
★個人経営飲食店が大手チェーンに勝てる時代になる
★弁護士・会計士・税理士・社労士はAIで十分
★エンジニアはどんどん安くなる
★管理職はAIで十分
★現場監督はAIで十分
★警備員はARで見張る
★倉庫業務はAIの開発次第
★公務員はほとんど不要
★翻訳はGoogle翻訳で十分
★自動運転がドライバーのニーズを消し去る
★職人はイケてる・イケてないで二極化する
★一億総クリエイター時代になる


< 各詳細 >

★ホワイトカラー正社員は過去のもの
・・・ネット環境が成熟して来て、個人の収益化が容易になっている現代では、労働力を提供して資金を得ていた労働者は、ホワイトカラーであっても価値が無くなって行く。寧ろホワイトカラーは万能な人材として雇ったはいいものの、実は能力が無かった何てことはザラであり、提供価値が見えにくいホワイトカラーよりもブルーカラーの価値の方が高かったと言う逆転現象が起こる可能性がある。特に職務内容が定型化されているブルーカラーの派遣社員何かは、逆にある要素にしか価値を提供できないと分かっている為、どれだけ働けばいくらもらえるかと言う、自分の経済価値が算定しやすく、容易に人生観測ができる点で、ホワイトカラー正社員より有利である。

★銀行員はおろか、銀行すら不要
・・・キャッシュレス化が進む今日の状況を鑑みれば、銀行員や銀行窓口はおろか、銀行自体が不要だろう。そもそも現金がまだ要るかどうかも疑問である。銀行は仮想通貨やブロックチェーンを取り入れれば、幾分生き残ることができるかも知れない。

★スナックは食いっぱぐれない最強の飲食店形態
・・・飲食店は、人の価値が0になる所と、人自体が価値になる所とで二極化するだろう。大衆向けの安価な飲食店は、今後どんどんAIが仕事を奪っていく。既にマクドナルドは機械化で大成功した代表例である。一方で、
スナックのように「ママに会いたいから」と言う属人的な理由でお客さんが来るお店は潰れることは無く、AIが奪えない仕事であるので最強である


★個人経営飲食店が大手チェーンに勝てる時代になる
・・・AI化が進む一方で、アーティスティックなものの価値は益々高まって行くので、志のあるアーティスティックな飲食店は、大手チェーンに勝てる可能性が高い。たとえ大企業のチェーン店が近隣にオープンしたとしても、しっかりとフォロワーを獲得できさえしていれば、何も恐れることは無い。特に高級店何て利益から考えれば半分趣味みたいなものであり、そう言ったこだわりは機械化・自動化で代替されることは無い。好きなことをやっていれば応援されて成功できる分かりやすい例と思ってもらって構わない。

★弁護士・会計士・税理士・社労士はAIで十分
・・・弁護士は高給取りの仕事としてステータスになっているが、業務自体は過去のデータに基づいて判断するだけであることが多いので、実はAIに代替される職業の代表格と言える。同様に検察や裁判官もAI化で淘汰されて行く可能性が高い。

 また、法律をベースに判断する会計士・税理士・社労士等の業務もAIの得意領域であり、現状でもクラウドサービスである程度代替できているので、間違いなく減って行くだろう。会計監査等も、AIで個人の特性を分析して、どこで魔が差すかをマッピングできるようになれば、代替可能と思われる。

★エンジニアはどんどん安くなる
・・・エンジニアは食いっぱぐれないとよく言われるが、実はAIに代替される可能性が大きい職種の一つである。そもそもエンジニアは一部の人間にしかできないような専門職では無く、門戸は誰にでも開いているので、一部の最先端の人かトップで管理する人を除けば、AI化と競争でどんどんエンジニアの給料は安くなるだろう。


これより先は有料コンテンツとなります。価格は200円と、週刊少年誌よりも安く変える値段ですので、更にサクッと学びを深めたい方は是非ご購入下さい。

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