震度被害マップとは?
震度被害マップとは「想定される地震による震度分布」を示したものです。
数ある「地震ハザードマップ」のうち、基本となるものが「震度被害マップ」だと言えると思います。
では震度被害マップがどのようなものか?順にお話ししていきます。
(1)どのようにして作られているのか?
大雑把に説明しますと「パソコン上の数値シミュレーション」の結果をもとに作られています。かなり難しいので正直、私も正確には理解できていませんので、あくまでイメージとして説明すると、以下のようなものになります。
(2)シミュレーション結果はどの程度正確なのか?
そう、気になるのは「正確性」ですよね。
これについては、「当たらずとも遠からず」または「大局的な傾向はわかるが詳細はわからない」と考えて良いと思います。
実際に「平成14年度 仙台市地震被害想定調査報告書」では「震度階級で一つ上や下になることがある」という記載があります。
つまり「隣の家までは震度6弱だけど、うちはギリギリ震度5強だ」とはならないということです。あくまで「地域の大まかな傾向を掴む」と考えた方が良さそうです。
その理由は以下の通りです。
次回は実際に地震ハザードマップがどんなものか?見てみましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。