すきなひとのはなし。


高杉真宙君のはなし。


彼のことは「35歳の高校生」というドラマで知り、「ゴーストライター」で中谷美紀さんの息子役で出ているのを見て「どえらい綺麗な顔の子がいる」と気になり出し、これから来るかも!と気にしていまして、作品をぽつりぽつりとチェックしていくうちにこれがまたとてつもない好青年に育っていくもので、おねーさん気づいたら貢いでおりました。


1月末に公開された映画、「前田建設ファンタジー営業部」。

実話をもとにした作品だそうで、熱意と誇りを持って仕事に取り組む大人たちの話。くすっと笑える部分もあり、じーんとする部分もあり、キュンとする部分もあり、非常に楽しめる映画でした。

エンドロールが作り込まれててかわいかった。


現場の楽しそうな雰囲気が伝わるって素敵。

そんな中、大ヒット舞台挨拶で高杉真宙君が話したこと。

「僕、ついていきたいなって思える人が大好きで。そういう大人たちが周りにいっぱいいたから、ここまで仕事を続けられたっていうのもあるんです」


すごいなあ。すごい。

高杉君は小学生の時にスカウトされて芸能界入り。女の子と思われていたので、当時女性しかいなかった事務所に彼のために男性部門が作られたという逸話を持っている。事務所の人たちは初めてのことも多かったろうし大事に大事にされてきたんだろうなと感じる部分がたくさんある。

この業界で活躍している人たちにはおしなべて敬意を持っているんだけど、彼みたいに真っ直ぐですれてなくて素直に言葉に表すような人、なかなかいなくて、いつも感動するし背筋が伸びる思いです。


六角さんが高杉君のことを「向上心を持ってる」と話していて、それは「今日は乗り越えたからこれでいいや〜じゃなくて、より良くしようとする。小さなところでも、良くなるにはどうしたらいいかを考えてる」のだと。


仕事してたら「こなす」ことを覚えてしまうけど、それじゃ良いものは生まれないよ、と改めて教わった気がしました。


好きだなあ。


映画観てね。


ちなみに「散歩する侵略者」で毎日映画コンクールの新人賞もとってます!


結構いい作品に出てるんだけど、地上波ドラマとかでまだインパクト残すようなのに恵まれてないからこれからに期待。朝ドラこい。


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