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イオリン絵かきうたが、来る…!

どっとライブ所属のVtuberたちが、ゴールデンウィークにみんなの時間を「侵略」するためコラボ配信をしています。

その中に、世界中の人が知ってるどうぶつの森やPUBGと同じ扱いで
「絵かきうた」コーナーを発見。

「イオリン絵かきうたが、来る…」
(船乗りが雲をにらんで、「嵐がくる…」とつぶやく感じで言ってます)

ヤマトイオリ(イオリン)というVtuberが、童謡のメロディーでオリジナル絵かき歌を唄うので、みんなで絵を描きながら、なんの絵ができたか当てるコーナーだよ。

SEKIROよりも難しいぞ。泣くなよ。

ヤマトイオリは、すごい。
他に似た配信者が見つからない。

好きなものはキノコ。頭からキノコが生えることがある。
RPGの「マザー」は、体調が悪いと頭からキノコがはえる。
NETFLIXのリラックマは、カビがはえて体からキノコがはえた。
体調がいいときにキノコがはえているのがヤマトイオリだ。

誕生日にキノコの着ぐるみをもらった。このときの自由すぎる動き、後ろのキノコに語るところがすごい好き。

芸能界で言えば、滝沢カレンの言葉の使い方が似てる。

言葉が自由。学校で正解になる「正しいことば」じゃないけど、自由。

ヤマトイオリの特別なところは
「勉強がやばいくらいできないのに勉強大好き」な性格。

九九ができない。九九を暗唱するとき、手拍子しながらリズムにのってたから「歌」だと思っているかもしれない。
なのに、共演した、東大で教えるレベルの先生たちを質問責めにする。
気象予報士の先生に
「空を見上げてたら電柱にぶつかってしまうんですがどうすればいいですか」って聞く。

漢字や英語を読めないのに、自分で新しい言葉を作ろうとする。
イオリの「皆さん」は「みんなさん」と読む。
「みなさん」よりも丁寧でやさしい感じがするから。
「雑談回」は、雑ってついてるし、かわいくないので「おはなし」。

オリジナルの言葉を作っちゃうような人は、学校のテストで点をとるのは向いてない。
がんばったテストが0点で、家族が「逆にすごい」と、笑ってくれたそうだ。いい話。

学校は点数で生徒を評価しないといけないから、がんばったつもりのテストが何回も0点で返ってくると、
「自分の価値も0点」
みたいに思えてきて、暗くなったり、素直じゃなくなったり、不良になったりする。
学校ではゆるされても、大人になってから職場でひどいことを言われたり、怒られたり、いじめられたりする。

その子がVtuberになった。

ヤマトイオリはVtuberになるまで配信をやったことなかった。

話し方や声優の専門の学校に通わないで、「おしゃべり好き」のパワーだけで、何万人もいる生放送に飛び込んだ。

配信する人って、声優さん大好きなイメージあるけど、いまどき声優さんを全くわからない、アニメもマンガもあまり見ないって珍しい。
だから、音楽とか家族とか料理とか、誰でもわかる話をする。アニメがわからない自分にも入りやすい。ここなら、欠点が欠点じゃなくなる。

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他にもVtuberで「おバカキャラ」はいる。仲のいいもこ田めめめちゃんもそうだけど。
でも、みんな実は頭良さそうで、特技があって、他の能力でも生きていけそう。

ヤマトイオリは、本物の天然っぽい。配信者にならなかったら本当にしんどい人生になっていたかもしれないのに、観ている人を救うがわになった、運命みたいなものを感じる。

そんな彼女の好きな、おしゃべり、お絵かき、歌が全部つまってるのが「絵かき歌」のコーナーである。

99パーセントの人がハテナマークしか描けない超難易度のコーナー。
心が汚れていたら、理解もできない。
他人へのうらみ、つらみ、不安を全て洗い流して、学校で学んだことも忘れて、小さいころのピュアな気持ちに戻れば、同じ答えにたどり着けるんです。たぶん。そういうことにしておこう。

汚れた心を持った者は理解すらできない…。
そんな…イオリン絵かき歌が…来る…!

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読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。