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私が財布を無くしても焦らなかった理由と、ジルサンダーのミニ財布との出逢い

お財布を失くしました。32年生きてきた中で初めて財布を落とすという経験をしました。財布を失くすのは、酔っ払ったときなどだと思っていたので、何気ない日常で失くすことにちょっと驚きました。
キャッシュレスになり財布がなくても生きていける世の中です。そう、気づくまで2日かかりました(笑)。

やっぱり忙しかったみたい

財布を失くしたのは最後に使ったドン・キホーテだと思っていたのですが、実際に電話がかかってきたのはファミリーマート。切手を買って郵便物を出す際に、財布を店内に置いてきてしまったみたいなのです。
ファミリーマートで切手を買ったことも忘れていたので、ファミリーマートの方からお電話をいただいた際に思い出すまでにかなり時間がかかりました。

遺失届はオンラインで完結

今回初めて財布を失くした私は、インターネットで「お財布を失くしたら やること」で検索。2023年現在では、警察署に行かずとも自宅から遺失届を出したり、検索できたりすることに感動しました。この遺失届を書く際に財布の特徴でブランド名を書く欄があり、ノーブランド品のお財布を使っていた私は書きようがなく「だからみんなブランド財布を使っているのか?」という気持ちになりました。

私が財布を無くしても焦らなかった理由

財布がなくなるとイライラしたり後悔したりするのかなと思いきや、心は無風。私が財布を無くしても焦らなかった理由は2つあります。

1つ目は普段の現金・カード管理術
私は普段から財布の中身は必要最低限にとどめ、現金は使いすぎ防止のため1万円以下。カードはクレジットカード2枚と健康保険証のみ。そのほかのカード類は全て『無印良品』の「ポリエステル パスポートケース クリアポケット付」に入れています。

銀行用・病院用と2冊用意

『無印良品』の「ポリエステル パスポートケース クリアポケット付」は2冊を使い分けしています。現金のストックや銀行のカード・印鑑・パスポート・身分証などを青のケースに。病院の診察券やポイントカードは黒のケースにまとめています。病院に行く際にはこのケースごと持っていきます。

あらかじめどこに何があるか知っていることが焦らない秘訣だったのかなと。

クレジットカードはAMEXと楽天の2種類を利用しているのですが、AMEXはオンラインで一時停止と再発行ができとても楽チンでした。iPhoneのwalletに登録しているAMEXが、新しいカードに自動で更新されたのも非常に助かりました。楽天カードは電話での対応のみでした、電話先で再発行まで行えましたよ。

クレジットカードが届くまでは家族カードで凌ぎました。つくっておいてよかった〜。

健康保険証の再発行も、役所の出張所が近所にあり、行ってすぐに作れたので、意外と大変に思いませんでした。

新しいクレジットカードが届いたら番号の変更なども発生しますが、これらは全て作業なので、何も考えず手を動かせば終わります。

防災目的の「いつものもしもメモ」が役立った

私が財布を無くしても焦らなかった2つ目の理由は、財布に『無印良品』の防災セットにある「いつものもしもメモ」を入れていたこと。今回財布の発見者がお電話してくれたのはこのメモにある私の連絡先メモを見てくれたからなんですね。「いつものもしもメモ」を知りたい方はこちらの記事をどうぞ


失うことで得るものもある

ちょうど財布を失くした数週間後が、非常に縁起のいい日で財布を変えるにはベストタイミングということもあり、思い切って財布を買いに行きました。
普段全く吉日など知らないのですが、一粒万倍日・天赦日・寅の日が重なる最強の開運日と言われると、ただただ本当にモノを買う言い訳ですよね。

せっかくなので新宿伊勢丹で気になるブランドを見て回ることに。そこで1番美しくて「出会ってしまった」と思えた財布が、ドイツのブランド『Jil Sander(ジルサンダー)』のもの。ミニマムでシンプルなデザインで好きなブランドです。

レザーのカラーバリエーションも多く、金具や箔押しがシルバーやゴールドなどバリエーション豊かな中、最もシンプルでキラキラしていない、無骨なこの子にしました。長めのノット(結び目)は一つひとつ職人による手仕事によるもの。

小銭入れの広さとガバッと開き、ワンアクションでしまえるラウンドジップは使い勝手がいいこと間違いなしです。また他のブランドの財布と比べて厚みが出ないのも魅力の一つ。財布って限られた制約の中で、デザイナーの工夫が見られて楽しいです。

手にもってみるとこんな感じです。ミニ財布は昨今のトレンドですよね。『Jil Sander(ジルサンダー)』の財布は、ノット付きで手首に通して手が自由に使えるのも、いいなと思ったポイントです。

ま、いいか

ブランドものってあまり買ったことがなかったのですが、「ま、いいか」と思って買いました。こんな機会でもないと買わなかったと思います。ちょっぴり大人になれた気分。大事に大事に使います。そんなこんなで私が財布を失くした出来事は、私に大人の階段を登らせてくれました。

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