南屋真太郎

小説家志望。選考結果だったり、映画の感想だったり、エッセイだったりを書いてます。文学、…

南屋真太郎

小説家志望。選考結果だったり、映画の感想だったり、エッセイだったりを書いてます。文学、SF、ファンタジー、ミステリー、時代小説、ジャンルは問わず手広く。ゲーム、アニメ、漫画もちょろちょろチェックしてます。音楽も洋邦問わず好き。なによりエンタメ大好き。

マガジン

  • ショートショート集『PulPal』

    すこしふしぎをテーマにした掌編小説集です

  • 月末振り返り2021

    毎月の30日付近で、去年末に立てた目標の達成具合などを振り返る記事のまとめ

  • エッセイ

    思いついたことを気まぐれに好き勝手に書き散らしている

  • 映画

    映画の感想など

最近の記事

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自己紹介のようなもの(初note)

・御挨拶はじめまして。南屋真太郎(みなみやしんたろう)です。 新人賞やWebサイトに小説を投稿しています。 まだしっかりと決めてはいませんが、ここでは映画や本の感想を細々と記事にしていくつもりです。 Twitterのアカウントもありますが、基本的には思ったことを一言呟いたり、軽い宣伝をするだけに止めております。 また最近登録したばかりなのですが、ノベルアップ+に小説を投稿しております。 ・noteを始めた理由ブログをやってみたいと思ったことは以前からありました。

    • 掌編小説 No.2|弱点は電気風呂

      小人に出会ったのはスーパー銭湯だった。 誤って電気風呂に入り、死にかけていたところを僕が救出したのである。 僕は最初、豆が浮いてると思った。 小人は頭を下げ、お礼に魔法で願いを一つ叶えると申し出た。 ちょっとしたファンタジー体験を期待した僕は、では一日小人にしてくれとお願いすると、小人は首を傾げつつも、承諾してくれた。 小人が首を傾げた意味を僕は変身直後に知ることとなる。 少し考えれば当たり前なのだが、小人は身体が小さいため、人間に踏みつぶされる危険があった。 ま

      • 掌編小説 No.1|皿洗いの縁

        河童と出会ったのは僕がなんの因果か皿洗いのバイトをしているときだった。次々と洗っては積み、洗っては積み。 ある皿に手を掛けたとき、「ちょ、それわしの皿や」。 河童は言った。 いわく、棲んでいた川の穴倉をにっくき山椒魚に踏んだくられ、バイト先に転がり込んだ。 ちょうど人間社会の勉強をしなければならない頃合いだったらしく、似たような境遇の僕たちは意気投合した。 ある日、好奇心から、皿が割れたらどうなるのか尋ねてみた。 「あんさん、おっそろしいこと考えるなあ」 以降恐

        • noteにも小説投稿してみる

          試験的に、Twitterでも投稿しているショートショートをnoteにも上げてみようと思い立った。 Twitterでは#PulPalで、少し不思議系ショートショート集を投稿しており、文庫ページメーカーを使わせていただいている。 Twitterでは140文字小説が多く、また投稿サイトでは長編が多く書かれているイメージだったので、ではnoteにあげてみるとどうなるのだろうと気にはなっていたのです。 noteとは別にカクヨムとかノベルアップ+にも上げてみようかななどと考えている

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        自己紹介のようなもの(初note)

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        記事

          ドーナツとコーヒーは最強のバディって話

          時計館の殺人は上下巻だ。これは少々長い旅になる。読む前に、読書のお供が欲しくなり、ミスタードーナツに駆け込んだ。 なんだかんだでオールドファッションは最高だ。しかし甘いものを食べていると、苦いものが欲しくなる。コーヒーを作って、部屋に持ち込んだ。 しかし読みだす前に、なんとなく文章を打ちたくなり、Twitterで投稿しているショートショートの内容を考えながら、noteを開いた次第である。 ミステリー小説100冊読破を目標に掲げ、週刊文春が企画した東西ミステリーベスト100

          ドーナツとコーヒーは最強のバディって話

          東西ミステリーベスト100を消化していく

          日中が暑いからといって薄着で仕事に行くと、日が暮れたころにはかなり肌寒い。おまけに花粉の猛攻撃で鼻が壊滅していて、穏やかな気候とは裏腹に、難しい季節だなと感じる今日のこの頃。 モービウス、コナン、ファンタビが始まり、5月にはドクターストレンジが控えている。そろそろ観に行かなきゃな~と思いつつもまだバットマンを観に行けてないというありさま。そろそろ本当に公開が終わってしまいそうなので早めに時間を作らなければ。 先日ミステリーを100冊読もうと目標を立てたのだけれど、どうやっ

          東西ミステリーベスト100を消化していく

          電撃大賞投稿後の話

          第29回電撃小説大賞に応募した。 27回、28回と連続で一次落ちをしてきて、書き上げた29回だったが、この三年間は迷いの期間でもあった。しかし去年の暮れごろから不明瞭だった視界が開けたような感覚があり、ある程度方向性も明確になったように思える。 仮に今回の応募作で一次落ちしようと、そうでなかろうと、僕のなかで、もう片は付いている。 それよりもこれからのことを考えよう。 足りないものピックアップした。なかでも一番大きなものは伏線の張り方や回収方法、謎の提示、開示の仕方が僕はま

          電撃大賞投稿後の話

          なんだかんだでまだ書いてます

          最後にnoteを更新したのが昨年の去年の7月だったので、約8ヵ月ぶり。 こうしてまた書き出したのは電撃大賞用を書いている片手間に『伊藤計劃記録』を読んだから。 氏のブログの文章は鋭い洞察力がある上に、いい意味で抜け感があってカッコイイ。 だらだらと書いていそうなのに読ませる、と言ったら怒られるかもしれない。でも、こんな文章を書きたいな、といまは起こさなくていいやる気を呼び覚ましてくれる。 たぶん他にも似たような気持になった人はいると思う。少なくとも僕はそう。というか、ブログが

          なんだかんだでまだ書いてます

          とある作家志望の2021年7月中旬目標達成具体

          2020年年末に立てた目標以下4つ ・新人賞に3作投稿 ・ショートショート100本書いてTwitterにUP(達成) ・年間で6本、投稿サイトに短編を発表する ・読む小説を増やす 7月の目標 ・1日から15日までは長編を書きだすためにキャラクターと設定を詰める。16日には初稿を書き出せるくらいにする。 ・本は5冊読む。長編を書くために参考にする文献や、小説でもなんでも可。少なくとも5冊。 7月中旬までの振り返りと反省 ・本来なら今日長編を書きださなければならない。一応設定

          とある作家志望の2021年7月中旬目標達成具体

          とある作家志望の2021年6月下旬目標達成具合

          2020年末に立てた目標は以下の4つ ・新人賞に3作投稿 ・ショートショート100本書いてTwitterにUP(達成) ・年間で6本、投稿サイトに短編を発表する ・読む小説を増やす ここからさらに月毎の目標を決めた。 6月の目標は ・長編のキャラクター、プロット、設定を詰める ・短編を何本か考える ・七冊くらい本を読む であった。 6月の中旬で目標を少し修正した。 ・長編を詰めて7月には書き始めるようにする ・22日までに怪獣SFを書き終える ・本を10冊読む。最低5冊。

          とある作家志望の2021年6月下旬目標達成具合

          ゾンビランドサガリベンジを観終わったオタクの雑文

          ※ゾンビランドサガシリーズのネタバレがあります 12話を観終えて、頭を整理すると、脳内をくすぐられたシーンがいくつかあった。 フランシュシュが駅スタへ向かうシーンで、クレーンや地下鉄の上を歩いたりするカットがある。咄嗟に思い当たったのは『シンエヴァ』だった。 シンエヴァの予告で『One Last Kiss』が流れながら次々とカットが映し出され、そのとき僕はこの映画を観に行きたいなと思ったのだ。 それはどうしてなのかとゾンサガRを観て考えることができた。 まず一視聴者と

          ゾンビランドサガリベンジを観終わったオタクの雑文

          とある作家志望の2021年6月中旬での目標達成具合

          中旬に振り返りをすると決めてから初の記事。 15日に書こうとしていたが早速2日ほど遅れてしまった。 2020年の末に2021年の目標を立て、以降毎月末にその達成具合を書いてきたわけだが、サボりを解消するため月の中旬にも記事を書くと決めたのが5月の末のことだった。 結果は上述した通りである。(この記事を書くときのテンションがわからず、文体が安定しないことにはご容赦ください) 立てた目標は以下の4つ ・新人賞に3作投稿 ・ショートショート100本を書いてTwitterにUP

          とある作家志望の2021年6月中旬での目標達成具合

          2021年5月時点での目標達成具合

          五月終わってくれたね。情勢的も私生活的にも息苦しさとか生きにくさとかを感じた月でした。 さて、今月も目標達成具合を振り返っていきましょう。 立てた目標は以下の四つ ・新人賞に3作投稿 ・ショートショートを100本書いてTwitterにUP ・年間で6本、投稿サイトに短篇を発表する ・読む小説を増やす ・新人賞に三作投稿 未達成ですね。 四月に電撃大賞に送って以降、次はなにを書こう、どこに出そうと考え中です。 書きたいものが多すぎてどこから手を付けていいのか分からない

          2021年5月時点での目標達成具合

          作家のばっかり食べしたほうが吸収できることが多い気がする話

          小さいころ、学校や親から食事の際に三角食べを推奨された。僕はおかずばかりを食べてないで白飯を食べなさいと言われた口だ。結局腹に入れば同じじゃないのか?と疑問を投げると、納得のいく答えが返ってこず、曖昧なまま生きてきた。 しかし成長してからある日ふと調べてみると、どうやら三角食べにはメリットデメリットがあるらしいとわかった。細かい話は本題からずれるので省くが、推奨されていたとしても、それが絶対的に正しいわけではなく、良し悪しがあるのだと複雑な気分になったものだ ところで、T

          作家のばっかり食べしたほうが吸収できることが多い気がする話

          読書で使う付箋の便利さに感激した話

          ここ数年、読書ノートを書いてきた。 要約、どこが面白かったのか、自分ならどうするかなどを書き連ねて、分析して、小説を書くときに役立てようという算段だ。 効果が出ているのかは定かではないが、不安を払拭してくれる話として、野球の練習がある。考えながらバットを振る練習と、闇雲にバットを振る練習の場合、前者が効果的な練習方法であるというもの。 この話に鑑みれば、読み終えて「あー楽しかった」で終わる読書よりも、分析結果をノートに綴る読書のほうが、いくらか自分の助けになるような気が

          読書で使う付箋の便利さに感激した話

          2021年4月時点での目標達成具合(主にショートショート100本ノック効果)

          長いようで短かった4月でした。 色々と考えることもできた月でした。 四回も続けると慣れてきますが、2020年暮れに立てた目標達成度を振り返っていきます。 立てた目標は以下の四つ ・新人賞に3作投稿 ・ショートショートを100本書いてTwitterにUP ・年間で6本、投稿サイトに短篇を発表する ・読む小説を増やす 順番に振り返っていきます。 ・新人賞に3作投稿する 未達成ではありますが、4月10日に電撃小説大賞へ長編を投稿しましたので、あと2本になりました。 毎度のこ

          2021年4月時点での目標達成具合(主にショートショート100本ノック効果)