南浦 涼介

▶︎ことばと社会の教育をする人、考える人、育てる人 ▶︎東京学芸大学日本語教育コースの中の…

南浦 涼介

▶︎ことばと社会の教育をする人、考える人、育てる人 ▶︎東京学芸大学日本語教育コースの中の人(国語選修の中) ▶︎日本語教育から社会科、国語、教師教育などから教育のことを発信 ▶︎関西系中国地方ルーツのタイ風味な2児の父 ▶︎http://minamiura-lab.com/

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【簡単書評】広島大学EVRI・草原和博・吉田成章編『ポスト・コロナの学校教育─教育者の応答と未来デザイン』渓水社, 2020.

広島大学EVRIの『ポスト・コロナの学校教育─教育者の応答と未来デザイン』をいただきました(画像をクリックするとアマゾンへ)。 スピード感まず読んで率直な感想として驚いたのは、このスピード感です。2月の新型コロナから、5月にフォーラムを立ち上げ、それを7月に報告書としてまとめてオンデマンド出版するというスピード。 組織的横断的な大学組織の取り組みとしてそしてそれを、一分野や個人のがんばりではないこと。大学の学部が、組織的に、横断的に人をつなげて、現場教員を巻き込み、3,4

    • オンライン狂騒曲から交響曲へ─学生と安心した学びを確保するために─

      長く苦しいオンライン授業の3ヶ月でした。 最後の日は,ほんとうに学生と喝采を上げたいくらいの気持ちで終えました。   5月開始当初,長い休校期間(特に1年生は長かったと思う)から開けて,「オンラインであっても授業が受けられる喜び」のようなものを学生たちからも感じていて,「慣れてないけどなんとかやっていこう」という期待と希望がそこにはありました。 ところが6月に入ったころから,学生の背負う空気に変化が見られるようになりました。数々の授業で「課題がどんどん出される」「急に成績

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