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24時間アートラジオ/テレビ最新情報!

今年も24時間アートラジオ/テレビを開催します。今年はBankARTさんのご厚意により、BankART KAIKOをお借りして、開催できることになりました。配信あり、会場での展示・パフォーマンスありの24時間をお楽しみください。

ツイッターのスペースを拠点としますが、映像配信も検討中です。詳細は決まり次第、情報更新していきます。以下は、スペースのリンクです。通知登録をすると、開始とともに通知されるのでは、分かりやすいです。

以下、詳細です。

24時間アートラジオ/テレビ
日時:2024年12月29日12時~30日12時
※入場可能時間:12月29日12時~23時、30日7時~12時
会場:BankART KAIKO
〒231-0003 神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK & WHITE 1F
入場料:無料
主催:南島興

■会場展示
田中芙弥佳
屋号 水墨画あめつち。異なる価値観・文化の交差と調和をテーマに水墨画の技法をベースに制作。2008年イタリア、アメリカ、フランス、インドネシア、UAEなど国内外問わず幅広い地域で活動。 
https://instagram.com/fumikaya/

■会場展示・滞在制作(緊急決定!)
柿崎大輔、小野まりえ、坂下剣盟、岡田竜之助
台東区根津にあるアーティスト・ラン・スペース「AVA」の有志4名。


・メイントーク
※「夜の会」を除き、すべてのトークは主催の南島との対談形式で行います。中継先の記載のないものはすべてゲストが会場参加されます。なお、スケジュールは予告なく変更の可能性がありますので、ご了承ください。

12月29日
12時 
オープニング

12時30分
長谷川祐輔
プロジェクトとアナムネーシス
哲学者。支援員・介助員。一般社団法人哲学のテーブル代表。 共同制作やアートプロジェクトの活動と福祉の仕事を通して、哲学が現代社会のなかで果たせる役割を探究することに関心がある。 これまでのおもな成果として以下。論文 : 「太陽の隠喩と崇高の光──デリダとラクー゠ラバルトのミメーシス論」(『モラリア』東北大学倫理学研究会、2022)、「『プロジェクト』の時代における学園空間とコレクティフ」(『ARCHIVE : HAM2022』HAM2022実行委員会、2023)、「崇高の二重化とアナムネーシスの問い──ラクー゠ラバルトとリオタール」(『Limitrophe 05』、東京都立大学西山雄二研究室、2024)など。著書 : 『哲学するアトリエ』(一般社団法人哲学のテーブル、2023)。プロジェクト : 「からだの対話の場をひらく」(AAPA主催、2023〜2024)など。

14時 ※石川県珠洲市から中継
新谷健太
珠洲市の銭湯から公共へ:震災と芸術祭と。
1991年生まれ、北海道北見市出身。 2015年金沢美術工芸大学油画専攻卒業後、アーティストランスペース「芸宿」を運営。フリーターをしながら制作活動を行い、2017年珠洲市に移住し。アーティストコレクティブ「仮( )-karikakko-」始動。宿泊施設、飲食機能を持つコミュニティスペースなどを運営。1月の震災で全施設が被災。現在「海浜あみだ湯」で水を温め続ける。
https://x.com/messages/media/1866424443398177074

15時 
EBUNE
EBUNE航海録:南飛騨ArtDiscoveryを終えて
 アートプロジェクト。 移動する海民をモチーフとしたプロジェクト【EBUNE】は、瀬戸内国際芸術祭2019 (女木島)に始まり、2020年より東へと航海を開始。これまで佐賀、福岡、小豆島、淡路島、大阪に漂着。2024年10月【EBUNE×あぐり】として南飛騨Art Discoveryに参加。全国各地の作家と共に、地元コミュニティと協働し、土地のリサーチを元にした展示・儀式・イベントなどを開催。ウェブサイト上でも物語を紡いでいる。

16時30分
ポエトリーリーディング (出演者:高口聖菜、浜崎祥多)
高口聖菜
2001年生まれ、神奈川県出身。「声」や「語り」をテーマに、インスタレーション、音声作品、詩などを制作。個人が持つ痛みや脆弱性を起点に、ケアやフェミニズムの視点を通じて、非支配的な物語の可能性を探求している。

17時
寺嶋孝佳
コンテンポラリージュエリーの2024年
装身具作家、CJST(コンテンポラリージュエリーシンポジウム東京) 運営企画。 2024年にCity of Munich prizes of jewelryとHerbert Hofmann Award(ともにドイツ)を受賞。近年はヨーロッパ諸国を中心に個展やグループ展に参加している。現在 作家としてミュンヘンと千葉を拠点に活動中。

18時
若林拓哉 
建築の形式と現代性 
建築家/株式会社ウミネコアーキ代表取締役/千葉工業大学・関東学院大学非常勤講師。1991年神奈川県横浜市生まれ。2016年芝浦工業大学大学院修了。建築設計だけでなく企画・不動産・運営の視点からトータルデザインし、建築の社会的価値を再考する。主なPJに、「新横浜食料品センター」(2025年竣工予定/SDレビュー2022入選)、「mimoro」(2023年)、「ARUNŌ –Yokohama Shinohara-」(2022年)、「欅の音terrace」(2018年、つばめ舎建築設計と協同/2019年度グッドデザイン ベスト100等受賞)等、主著に『わたしのコミュニティスペースのつくりかた』(2023年、ユウブックス)等。

19時
村上由鶴
2024年のアートと写真と。
1991年生まれ。秋田公立美術大学ビジュアルアーツ専攻助教。単著に『アートとフェミニズムは誰のもの?』(光文社・2023年8月)、 晶文社スクラップブック「わかった気になるー反差別の手立てとしてのアート鑑賞」、POPEYE「そもそも写真教室」などを連載中。

20時30分 
植田将暉
1990年代生まれと人文ウォッチ
1999年、香川県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程。専門は憲法学(自然の権利)。また、株式会社ゲンロンで編集・企画などを担当。人文ウォッチャー。

芳賀菜々花
パフォーマンス
2000年生まれ、国分寺で過ごしている。2023年秋より即興パフォーマンスを始める。いま・ここに、なぜじぶんがいる必要があるのかを考えながらパフォーマンスをしています。

21時30分 
石橋直樹
偽史と教養主義
2001年神奈川県生。批評・現代詩・民俗学。論考「ザシキワラシ考」で2020年度佐々木喜善賞奨励賞を受賞、および論考「〈残存〉の彼方へ―折口信夫の『あたゐずむ』から―」で第29回三田文學新人賞評論部門を受賞。その他、論考「『二重写し』と創造への問い―『君たちはどう生きるか』の引用の思考」(『現代思想』10月臨時増刊号所収)、論考「看取され逃れ去る『神代』―平田篤胤の世界記述を読む」(『現代思想』12月臨時増刊号所収)など。

23時 ※中国・西安から中継
新城一策  
2024年の都市と建築
1990年代生まれの都市計画、建築設計、現代美術、演劇批評等に携わる実践者、研究者たちによる連名集団。代表の興味は都市再生、再開発の時間、空間と身体、住宅と精神分析、身体の都市など多岐に渡る。定期的に議論を交わし、その議論の様子が『地下演劇第七号』に納められ、今年春刊行された。

12月30日
0時30分
お便りコーナー

1時
小門晃、平形颯良、三田航平
夜の会(美大生カタリバ)

5時
モーニングアートニュース

6時
Yzm(Yズミ)
アートライティングの交通整理:書くために読んだ30冊

写真を用いた制作を行う傍ら、「写真について」という小冊子を制作・配布しています。その他、展覧会レビューや、未邦訳文献の一部邦訳と解説、映画の紹介・上映会などを勝手に発表中。

7時 ※イギリス・バーミンガムから中継
伊藤結希
レジリエンスとバイカルチュラリズム:展覧会ベストと映画ベストを通じて
執筆/企画。東京都出身。多摩美術大学芸術学科卒業後、東京藝術大学大学院芸術学専攻美学研究分野修了。草間彌生美術館の学芸員を経て、現在はフリーランスで執筆や企画を行う。20世紀イギリス絵画を中心とした近現代美術を研究。

8 時30分 
渡辺健一郎と今野恵菜
没入談義:絵本、信仰、テーマパーク
渡辺健一郎
俳優、批評家。1987年生、横浜市出身、高槻市在住。早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース修了。ロームシアター京都リサーチプログラム「子どもと舞台芸術」2019-2020年度リサーチャー。演劇教育の実践経験と、哲学的思索とを往還した文章「演劇教育の時代」で第65回群像新人評論賞受賞。著書に『自由が上演される』(講談社)。追手門学院大学非常勤講師(2023年~)。

今野恵菜
慶應義塾大学環境情報学部環境情報学卒。同級生たちと「乙女電芸部」を立ち上げ、自分の欲しいものを自分で作ることをテーマにしたワークショップ・イベントを多数開催。 2013年4月から2024年9月まで、山口情報芸術センター[YCAM]にて、映像エンジニア/デバイス・エンジニア、およびプログラム/エクスペリエンスデザイン担当として勤務。展示制作やパブリックプログラムの企画に携わる。

10時
東孝彦(あづまっくす)
アートボランティアとイマーシブ
2001年より美術展がよいをはじめ、2005年横浜トリエンナーレで初ボランティア。そこで味をしめ、翌年から東京都写真美術館、東京都現代美術館で活動開始。銀座の画廊やアートフェアでのガイドや、最近では、自主企画として森美術館でのツアーも行っている。ガイドのみならず、美術検定1級アートナビゲーターとしてヨックモックミュージアムでのSNS広報アンバサダーなど、幅広い活動を行っている。

11時30分
エンディング


主催者情報
南島興
1994年生まれ。横浜美術館学芸員。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(西洋美術史)、博士課程途中退学(美学)。修士論文はジョルジョ・モランディについて。全国の常設展をレビューするプロジェクト「これぽーと」運営。時評番組「みなみしまの芸術時評」主宰。「美術批評を読む」共同主宰。旅行誌を擬態する批評誌『LOCUST』編集部。『坂口恭平の心学校』(晶文社、2023)刊行。


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また個人的なお悩み相談も受け付けます。すべてのお便りは番組中で読まれる可能性がありますので、その点だけご留意ください。


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