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アパレルの実店舗の重要性(寄稿しました)

ザイコロジーニュースに寄稿しました。

コロナ禍によるアパレル不況の後押しもあり、ECやデジタル化に注目が集まっていますが、ECをやればすべてが解決するわけではありません。実店舗も重要であることには変わらないのです。

アパレル業界というのは有象無象の会社を併せると1万件以上の会社があると言われています。ECの先行組ばかりではありません。今からやっとECをやろうか必要に迫られたから、という会社も多いのです。そうした会社の中には、ユナイテッドアローズやアダストリア、ベイクル―ズ、オンワード樫山など、ECの売上高が大きい先行企業を見て、ECをやれば売れると勘違いをしている会社も珍しくありません。

今回の記事にはそのあたりのことを書いていますが、一つ書き漏らしたことがあります。それは、ECの成功組は「元から知名度が高く、指名検索が多かった」という点です。

ECを始める前からこれらの企業は知名度が高く、企業名やブランド名で検索する人が多かったため、ECを開設すれば、すぐさま流入客がが見込めたということです。今から始めようとしている小規模で無名なブランドに指名検索はありません。そこも踏まえて考えないとECは成功しません。

ぜひその辺りも考慮してください。

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