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転職先が「オーナー社長」の場合には気をつけよう!

企業にはご存知の通り、様々なタイプの経営者がいます。

創業者・雇われ社長・若手社長・プレイングマネージャー

仕事をしていると色々な社長さんにお会いする事があります。

これは転職先でも一緒です。

その中でも特に「オーナー社長」は人柄や内面によって善悪が紙一重の存在なので、要注意です。

ただ、オーナー社長はスピード感やリーダーシップなど、他の企業よりも格段に優れている場合があり、人によっては転職先として最優先にしておきたい存在でもあります。

オーナー社長にはどんな人がいるか?

オーナー社長と言っても千差万別です。創業者はもちろん、若いオーナー社長もたくさんいます。

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そして、総じてオーナー社長は現場の社員達と距離感が近い場合が多く、社長の考え一つで現場を含む細かい部分まで決められる場合が多いのです。

要は、オーナー社長はその企業内の王の様な存在になる事もできてしまうわけです。

ただ、オーナー社長の考えや決定方針などが世間とズレてしまっている場合、是正する手段や人がおらず企業が迷走する可能性が高いのも事実です。

例えば先代が創業者で、世襲によって二代目や三代目が社長になっている場合は特に注意が必要です。

二代目や三代目はすでに先代が築き上げたレールの上を進む事となり、「先代の様に何かを成し遂げたい」という想いに駆られる社長が多い様です。

そうなると、世間とはズレた企画などを打ち出してしまう可能性も高くなります。

しかしながら、そう言った社長ばかりではないのが、オーナー社長の難しいところです。

オーナー社長という企業構造のシンプルさを活かして、迅速で的確な判断力とリーダーシップを発揮するオーナー社長も多くいます。

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そう言った社長は常にアンテナを貼り、鋭くエッジの効いた考え方を持っています。

面接で良し悪しをどう判断するか

筆者も多くのオーナー社長と会ってきました。現職も前職もオーナー社長ですし、基本的に私はオーナー社長が好きです。

前職のオーナー社長は悪い例で、現職のオーナー社長は良い例です。

我々転職を目指す人間にとって、社長と話ができるのは社長面接の場しかありません。

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そんな中で私が必ずオーナー社長とお話をする際に判断材料にしている項目があります。下記の様なオーナー社長の場合、私はあまり良い判断をしてきませんでした。

・過去の武勇伝ばかりを語る。
・自らができる事を自慢げに語る。
・私の経歴に対して説教をしてくる。
・外国人を卑下する。

こう言った人間の内面というのはそんな簡単に隠せません。

「デキる経営者」を装っていたとしても、話の節々に出てきます。それを面接の時にこちらが判断するのです。

その判断が狂ってしまえば、入社した後に困るのは内定者自身です。

特にマネージャークラスの採用の場合、常にオーナー社長の近くで仕事をする事になりますから、相性や社長の内面というのは冷静に判断するべきだと思います。

デキるオーナー社長は貴方の意見を聞きたがっている

私が今までにあった多くのオーナー社長の中で、デキるオーナー社長はしっかりと自らに意見してくる人材を欲しています。

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逆にデキないオーナー社長は、意見を言われたくないので意見を封殺する方向で周りを固めます。

この差は今後の貴方のキャリアプランにも大きく影響されるので、時間をかけてでも企業選定すべきだと思います。

前向きに楽しんで、今日も頑張りましょう!

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