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組織の圏域を再考する

地域課題を地域で解決するための勉強会~自治会課題班~が開催された。


こちらの班は前回、粉川教授のミニ講座を受け「自治会という枠を越えたコミュニティが必要なのでは」というところを研究している。

各自治会にアンケートも実施し、現在の自治会同士の連携状況などの確認もした。

吉川市の自治会の状況は地域によって大きく違う。自治会の加入数で言えば一番少ないところで21世帯、多いところでは2,000世帯を越える。

高齢化率で見ても一番低いところだと5%、一番多いところでは60%を超えるところもある。

なので、今のところ問題はないというところもあれば、もはや存続ができないというところもあるのだ。

前者に関しては予防的組織作り、後者に関しては早急に課題の解決に向けて動いていく必要がある。

そのためには改めて圏域の検討、そしてどんな人たちと連携していくかの検討が必要になってくる。

このタイミングで地域福祉計画でも同様の行動指標が示されているのも自然な流れなのかもしれない。

今回の勉強会でも、モデル地区を定め、まずはやってみようということになった。

いろいろな組織で抱える課題がわかってきており、組織は違えど課題は似ている。

吉川市はまだまだ切羽詰まっている状況ではないからこそ予防ができるのだと思う。

「今」の動きが未来をつくる。

こどもたちの代に課題を残さないようできることをやっていきたいと思う。

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