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希望価格で住まいを売却する方法

売却依頼をいただいた物件の案内にいってきた。

物件は私がつい先日お邪魔したときに比べて、断然印象がよくなっていたことにまず驚く。

収納も見せられるくらい綺麗にしてあり、さらに模様替えまでしてあった。

もはやモデルルームといっても過言ではない。

この短期間でここまで仕上げてくる売主様はなかなかいない。同じ方向を向いて販売活動ができていること、思いがしっかり伝わっていることに嬉しくなった。

「どうやったら希望の価格で売却できるか」

このことについて、販売開始前によく話し合った。

私からのお願いは大きく3点。

一つ目は「明るく」

部屋も人も、である。しっかりとすべての電気をつけておくだけで違う。他社での話しになるが、私のお客様をお連れしたときに、電気が点いていない時が少なくない。一番はじめの印象をおろそかにしてはもったいない。

そして、笑顔で挨拶するだけでも違う。部屋と人はセット。おもてなし感を持ち、開けづらいだろう収納などサッと開けてあげたりするだけで好印象をもつものだ。どちらか片方でも暗いと良い印象をもってもらえない。

二つ目は「普段通りの清掃」

極端に綺麗にしておくことはない。日常をみてもらうことで親近感もわいたりするからだ。ただし、ほこりなどの汚れはこまめに掃除が必要だ。あとは換気すること。靴下が汚れてしまうようなお部屋はマイナスの印象すら与えてしまいかねない。

三つ目は「売主だからこそ分かることを伝える」

住んでみないとわからないことを知っている人が売主である。その代表的なのがご近所のこと。となりにどんな人が住んでいるのか、普段の買い物はどこか、住んでいて騒音などどうか、どういう経緯で売却をするか、そんなことを教えてあげることで、購入を考えてくれている人は安心できる。

この3点を意識することで、希望の価格での早期売却が可能だと感じている。希望の価格というのはもちろん常識の範囲内だが、相場の中で高い方という解釈だ。

相場とは近隣の取引事例や個別の状況を勘案して決まる。

今回のお客様はこれらがしっかりできていたため早速よきご縁に恵まれた。

不動産の売却をお考えの方、もしくはなかなか売れなくて困っている。そんな方はぜひ参考にしてみたらいかがだろうか。

人も物件も第一印象を大切に。


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