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不動産の購入のタイミング

「こんな急展開になるとは思っていませんでした」

将来のお住み替えの計画の相談にこられたお客様。

売却の仕方や地域の相場、ご自身が住まいに求めている優先順位などを話しているうちにどんどん抽象的だったイメージが具体的になってきた。

実際に物件を見にいき、より具体的になる。資金計画も問題なく、予算内にも収まる。エリアも大きさも問題ない。さらに価格が下がる話が来たタイミングだ。

私から見ると、このタイミングでご相談をいただいたのと、物件が半年かけてこの価格になってきたというタイミングが同時に来ていたので、これこそ「ご縁」だと感じた。

「行動」を起こせば、結果がついてくる。思いが強ければ、引き寄せられる。

「不動産」について全くの初めて、もしくは探し始めた初日、そんな状態なら、自分自身の「本当の希望」に気がついていないこともある。

そんなときは、もうちょっと物件を見てみましょうと伝える。

しかし今回は、現在持ち家であること、動機が明確であること、資金計画、金銭感覚もしっかりしていること、下見もしていること、まちもよく知っていること、暮らしのイメージができていることから、「住み替えをする」と決めているのであれば前向きに検討した方がよいと思った。

不安な要素はどこの物件でも、どのタイミングでもあるもの。一つ一つ確認し、不安を払拭していくことができるのであれば、何もせずに見逃すことは実にもったいない。

不動産は「買わない」という判断はすぐにできるが、「買おう」と思える物件はそうそう出会えるものではない。

100%ばっちり希望通りというケースも稀にあるかもしれないが、皆が良いと思う条件は値段も高いものだ。予算が優先順位の高いところにあれば、その範囲の中で最も良いものを選ぶ。

購入しているお客様を見ていると、だいたい7割、8割の希望をクリアしているところで購入に踏み切ることができれば良い買い物ができたと言える。

たくさん悩み、あとは勢いが大切。新しい扉を開けよう。そこから広がる景色はきっと今より良いものだと思う。

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