12/19 鰻とケーキと方言

今日は私の誕生日が近いこともあり、家族で鰻を食べに行った。家族で鰻を食べるのは2回目、中1ぶり。
お店に行くと、どうやら12月まで天然の鰻があるらしく、人生で初めて天然ものの鰻を食べられることになった。
そもそも養殖ですら鰻を食べたことがほぼないので違いがわからなかったのが正直なとこだけど笑、身はふわふわで炭火焼きの味もしっかりして、そこのお店はたれの味が薄めなのが特徴なんだけどそれもちょうど良くて、しかも今まで食べた中で1番鰻が重箱いっぱいに入っていて、とても美味しかった。

隣でサンタはなぜ始まったのかという話をしていたから、両親に小学生の時誕生日やクリスマスにどんなプレゼントをもらったか聞いてみた。
両親ともクリスマスプレゼントの制度はなく、母親は誕生日プレゼントもなかったのでもらったお年玉を手に持って自分で買いにいっていたらしい。

母親はお姉ちゃんをまねて同じ洋服を買ったり、自作の箱に入れてりかちゃん人形で遊んでいたそうだ。母親のおばあちゃんがりかちゃんのお布団をそれは上手に作ってくれたとか、昔は終業式にちょっとおしゃれをしていくのが普通で(女子だけ)、お年玉で買ったワンピースを着ていったと言っていた。

父親は誕生日プレゼントに仮面ライダーの羽みたいなのが合体できる?人形か無線のラジコンを迷い、誕生日は今年最後やと言われ高いラジコンの方を買ってもらったらしい。無線のラジコンは当時出だしたばっかで、直線か左にしか曲がれず、右に行く機能はなかったそうだ。驚き!

そういや私がサンタの存在に気づいたのは、クリスマスプレゼントに使われてた包装紙を家の棚の中に見つけたことだった。んだけど、親はサンタの存在を気づかせるために、小3位の時にあえて今年はサンタ来ないよと言って朝置く制度をやめたら、次の朝あまりに私が寂しそうに部屋を探し回る姿を見て、まだ早かったわかわいそうなことをした、と思ったらしい笑(全然覚えてない)
サンタ制度をやめただけで、その年から数年は両親からクリスマスプレゼントをちゃんともらってた。(実質同じやんか)

お店を出た後、ホールケーキはまた日曜あるということで、クリスマスケーキという体でそれぞれ小さいケーキを買った。私のバイト先の系列のお店でしかも初めて買ったけど、今まで食べたケーキの中で1番わが家の味覚にあうケーキ屋さんであることが発覚した。アップルパイとモンブランとチョコレートケーキ。

帰り道、父親の職場の人の話になった。その人は関西出身で、上司や取引先の相手など緊張した場面になると、普段以上に標準語と関西弁が混ざってめちゃ喋り方が変になるらしい。意識してイントネーションを合わせようとするから、無駄に強調して不自然なんだと笑父親も関西出身だから、きっと20年前の父親も同じだったんじゃないかと思う。

親に比べたら大学4年までプレゼントもらってるなんてちょっと恥ずかしいけど、来年でこういうのも最後かと思ったら寂しいなと思った。
就職してすぐ家を出るかはまだ分からないけど、あと1年ちょっとで家族と生活しなくなる可能性もあるとすると、この日常も当たり前じゃないんだなと思った。

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