見出し画像

のうえん、秋分の集い

埼玉県春日部市の内牧地域にある、かすかべ農園では、秋のお彼岸の週末に秋分の感謝祭が行われました。

無農薬のお茶園を半分、畑にさせていただき、みんなで開墾しながら2年が経ちました。

風が強烈に吹いて砂嵐になったり夏は草が茂って猛烈に蒸れたりというなか、近隣から早朝まめに手入れに見える方、自分の畝を決めて好みの作物を作られる方など様々に活動しています。

取り壊す民家の建具などを活用する設計士の方がいらして、今回はいよいよ野菜の直売所作りが行われています。

原っぱに突然どこでもドアのように現れたのは、直売所になる枠組み。地元の
。既存の根太、扉や枠を利用して竹を編むようにして壁ができていきます

夏の間は草の茂る勢いに押されていましたが、今回は秋分のお月見をしながらテント泊した方々や当日集まったみなさんの力で草刈りが進み、まず通り道、そして隠れていた野菜たちが少しずつ現れました。

逞しい里芋の株。
左はモロヘイヤ、右は赤紫蘇、後ろは木立のような紫蘇

大きく育った一年草なのに木のように育ったシロザに無数の蔓が絡まって緑の壁が立ち上がっているのをバックに祭壇を設え、2年間の感謝と今後の安寧を祈ります。

瓢箪、かぼちゃ、ナスな瓜の類い、花オクラの大輪、蕨、開園2年目で実った梨、ゴーヤなど今日の畑の恵みと、前の晩作っお月見団子、農園の恵みの味噌などをお供えします
この農園育ちの大豆と小麦の麹を使って半年前の春分の集いで仕込んだ味噌は今日が味噌びらき。
お供えのあと、味見をしました。美味しい☆
かわいい梨も早速みんなで味見。小さいのに甘くジューシーでした。
モチよりランチには珍しいものも。ポン菓子やさんからはコーヒー豆のザラメまぶし
麹を学ぶ私からはタカキビとイチヂクの麹。ちょうど持ち寄っていただいたポン菓子に乗せておいしくいただきます。

そして

夏の間、刈っても刈っても人の背丈の草でおおわれていた畑。一気に地面が見えるまで刈り進み午後は日差しもやわらいで、種まきが進みます。

いいなと思ったら応援しよう!