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“きれいないろ”も、いろいろ



あんだま、うめぼし、きなこ、くろぱん、しおがま、つきのわ、麦こがし…

仙台育ちのわたしにとっては
懐かしい“仙台駄菓子”のかずかず…

この頃はすっかりおしゃれになって
可愛い千代紙の箱に、お弁当のように(宝石箱のように、と書くべきですね💦)詰め合わされたものや、
こんなパッケージに入ったお手軽なものも。

  お弁当といえば、、、

仙台から音大受験のため、東京にでてきたとき
目黒の母方の実家にお世話になったのですが
そのとき叔母さまが持たせてくれたお弁当、、

  ずっしりがっつり、茶色だったっけ…😌✨

それは、ぎっしりつまったごはんのうえに
これでもかと牛肉…しかも和牛‼︎…がたっぷりのった
とてもぜいたくな牛丼でした。

(→イメージは米沢牛の名物駅弁『ど真ん中』)

お弁当というと、
今は赤や緑のものを彩りよく添えて…というのが、
半ば当たり前になっていますが
叔母さまのところは、子どもは男子のみ。

女の子用のカラフルなお弁当🍱、というよりも
とにかくスタミナ重視‼︎ 肉祭‼︎という
潔いビジュアルでした。

「力いっぱい、ね!応援していますよ❣️」

という叔母さまの、まっすぐ優しいお励ましが
ひしひし、びしびしと感じられて
茶色一色のお弁当がまるで琥珀のように、
きらきら輝いてみえました✨

  それはとてもきれいないろ、でした。

かの学生ホールでひとり、お弁当をつっつきながら
美味しいやら、ありがたいやらで
もう涙があふれてきて困ったのなんの、、

「かならずいい演奏しよう、精一杯弾こう!」と
食べながら、心に誓ったのでした💪

駄菓子の素朴な色合いをみていると
そんな、すっかり忘れていた記憶がふとよみがえり
懐かしくて、
懐かしくて、、

知人へのお土産に買ったというのに
自分でうっかり食べちゃいました😅

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