病んでる人の傍らで肉を食らおう
10代から20代半ばまでは
親しい友人が突然肉親を失い、それを側で支える役回りが繰り返し訪れた。何故か分からないけれど、そういう星回りだったのだろう。
その後は、体や心を病んだ家族や近しい人を側でケアする機会が何度もあった。
いずれの場合も、どんどん気が落ちていく人に共感し、影響されて、自分も一緒に落ちないようにすることが一番難しく、一番重要だった。
体や心を病んだ人の側に
役に立つ自分でいるためには
自分の話を聞いてくれる人や
受けとめてくれる環境を
確保することが何より大切だ。
そして、食欲がなくても食べること。
他にもいろいろあるけれど、
体や心を病んだ人の側にいる時に
大切なことのひとつは
食欲がなくても肉を食らうこと。
タンパク質を十分に摂取することが
周囲の人を支える精神力を保つことの
科学的根拠は、どなたかの研究に譲るけれど
今日、肉を食べたら元気になって
そういえば
そうやって乗り切って来たな
と思い出した。
今、大変な想いをしている人は
話し相手を確保して
肉を食らおう
騙されたと思って。