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準備はするけど、ときには潔く捨てるべし、という話。

来年からはじめる非常勤講師の引き継ぎに行ってきた。

そのときに感じたことについて、話そうと思う。


「非常勤講師の仕事の範囲」を守ることの大切さ

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校長先生や事務さんと、給料や出勤時間などの確認をした。
「時給が〇〇〇〇円」とか「この時間は給料が発生しない。申し訳ない」という言葉を、かみしめるように聞いた。

もともとわたしは、勤務時間外に働くことに違和感を持っていなかった。
教員が給料の話をするのはナンセンスだと思っていた。

しかし、育休や休職中にさまざまな職種の方と関わって、教員の世界の異常さを知った。
Twitter上の教育関連のツイートを見て、自分の働き方についての考えを改めないといけないと分かった。


それなのに。

先生方と話しているうちに、発病前の労働観に引き戻されそうになる自分に気付く。

一緒に働く先生から「毎日打ち合わせを持ちたいんだけど、時間外になることもあるだろう。最大何時まで残れる?」と言われた。

「えーと…〇時、ですかね…」

と答える自分。自宅に戻ってから、モヤモヤした。


復職をTwitter上で報告したときに、こんな言葉をかけてもらった。

自分の範囲外の仕事をしそうになるっていう感覚、すごくよくわかる。

でも、それじゃだめなんだ。

業務の範囲を守ること。
定時で帰ること。
それは自分のためであり、あとの人のためでもある。

守ろうと、強く思った。

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