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Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-観劇レポ。

どうも、水無月です!!
25日に大阪公演が千秋楽を終えたということで、おめでとうございます。

緊急事態宣言が発令されてしまい、思うように公演ができなく中止のお知らせを何回も目にしていて、私も楽しみにしていた舞台ことごとく中止になってて悔しい気持ちを味わっています。

ですが、ロミジュリは千秋楽を迎えられたということでもうほんとよかったなぁとそればかりです。

と、いうことでこのタイミングでレポかいていこうと思います。

私が公演を観劇したのは14日ソワレ公演。
それも、当日キャンセル待ちという入れるかもわからない状況でグローブ座へ。

今回なにわ男子の道枝くんが単独初主演。
道枝くんは私の推しの推し(こーじ担のワイ→こーじはみっちー大好き=道枝駿佑は私の推しの推し)なので好感度はとても高い。

しかも演出が森さんということで、さすがに興味しかないやん。

森さんの演出舞台をみたのは、Sexy Zoneの菊池風磨くん主演の「ハムレット」を観劇したのが初めてだったのですが、まぁよかった(語彙力)
これも、風磨くん目当てじゃなくて、たまに出てくる某劇団主宰目当てチケットとったのですが...

そして去年ジャニーズWESTの小瀧望くん主演の「エレファントマン」をみてやっぱりよくて、今回もと思い当日券を狙いました。

グローブ座の公演は当日券かキャン待ちでしか入ったことがなくて...
毎度電話さえ諦めなきゃご縁がつかめるというのがあるので今回も気持ちそんな感じで、仕事の都合で土曜日しか狙えないなぁとおもい、土曜日に挑戦するもつながらず...「今回ご縁ないかも...」と思った矢先...

まん延(以下略)が発令されて、そのせいで仕事の予定がなくなってしまっって次の日はお休みだったので2日休みの日が生まれ

「これはチャンス!!!!」

と、思い当日券チャレンジをしたところ14時までの電話が13時30頃繋がり(めっちゃ粘った奴)もうソワレのキャン待ちのみだったのですが、その番号をきいて当日運だめしをした感じです笑

土曜日はさすがに電話も混雑していましたが、平日公演だと13時くらいからは通話中にしか繋がらなかったので混雑してなかったイメージがありました。

当日列に並んでいるとき、一緒に並んでいた方と少しお話したら「これで見れなかったら帰らないと行けなくて…」といっていて、「どこからきたんですか?」ときいたら「山梨です」って言っていてびっくりでした!!!

でも、せっかく繋がったならキャン待ちでも来る価値はあるなとおもう。
わたしも、ハムレットキャン待ちで入ったし最前だったし、動線だったしとめちゃくちゃ良席だった思い出があるので...

番号順に入っていく中4組ずつ呼ばれるのに、悟りました。

「あ、これワイ一番最後やん」

そう、なんとキャン待ちで一番最後の番号を引き当てた自分(普通に怖い)

無事呼ばれ開演5分前の鐘の中客席に入り座席表をみてダッシュしたところ

「センターブロック前から4列め通路席」

という神席だった...(キャン待ちやばい)

いざ、開演。

物語が進む中、道枝ロミオの登場。
客席に照明が照らされ察したワイ。

「あ、これ真横にみっちーくるやん」

あの彫刻的美人する横顔をガン見させていただきました。
こればかりはマジでご縁と運に感謝したありがとう世界(拝む)

1幕のロミオの印象はジュリエットに対しての愛情表現というか、感情表現の仕方が

オタクが推しに沸いてる時(いい方)

に近いものがあったなぁって感じ(個人的な意見)

好きを爆発させる道枝ロミオ可愛かったです。

ロミジュリを演じているお二人が10代ってこともあって、若さ、未熟さ。儚さが詰まっていて、それがすごく等身大で印象的でした。

舞台セットもシンプルで、途中お屋敷の部屋から話すジュリエットと、その下から話すロミオの場面があるのだけど、そのセットがめちゃくちゃ大きい壁みたいなセットでそこの会話シーンが尺も長めなんだけどあのシンプルなセットだけで会話劇をみせる演出は攻めてるとおもった。

シェイクスピア作品って言い回しが難しい所があるから、やっぱりどうしても聞き馴染むまでセリフがはいってこなかったりすることもあるのだけど、今回はそんなこともなく、スーっと物語に入れてそこにコメディー要素も含まれていてクスっとなれる場面も多くて、初めてロミジュリをきちんと見た人でも見やすい物語になってたと思うし、ロミオとジュリエットがきちんとそこに存在していてただただ愛しくなりました。

何回かキスシーンあったけど、暗がりの中ピンスポで円卓ステージがまわって、それがシルエットでみえるのだけどそこにいるロミジュリがマジで美しすぎて

絵画かよ!!!!!!

ってなった。

そして、道枝くんの骨格が映像で見るよりもめっちゃ男性的で、背中広いし身長高いし、腰の位置高いし。何より華がすごいしで舞台映えする子だとおもいました(どこ目線)

だからこその存在感もすさまじかった...
ジュリエット役の茅島みずきちゃんもまぁお顔が小さい...

そらとても絵になります(美しいものを見たときの心の満たされ方が半端ない)

そして、なんといっても周りのキャスト陣がまぁすごいんだわ。
ハムレットのキャストさんが割と多めで知ってる方多かったのだけど、

個人的にはやっぱり

マキューシオ役の秋人さんがめちゃくちゃ物語にいい味出してたとおもう。

ハムレットでホレイショー役をやっていたので、今回ロミジュリも出演されているのだなぁとおもったけど、ホレイショーと役柄違いすぎて最初きづかなかったもんね笑

ハムレットでのホレイショーって物語の中で一番人間的ですごく良心な人物だなって印象だったのに対して、今回ロミジュリでのマキューシオはまじで狂いすぎててちょー好きだった(おい)

ビジュアルも白塗りだしもう見るからにやべぇやつ感滲みでてるんだけど、
ロミオとわちゃわちゃしてたのがすごい可愛くて愛おしいキャラクターだったなぁ...

酔っぱらってロミオにダル絡みすぐお芝居とかマジですきすぎたもん。
私の中でマキューシオめっちゃ愛おしい。

ロミオもマキューシオ大好きだったんだろうなぁ...って。
マキューシオが殺されたときの怒りと悲しみの入り混じったロミオの顔が今でも鮮明なんよねぇ。

物語においてのマキューシオの存在まじででかかった。

2人を取り巻く人間模様も見ごたえあったけど、
シェイクスピア作品にツッコミするのあれなんですが...

「みんな人の話きちんときいて!!!!!!!!」

というのが私の本音です...

と、いうのもほんと登場人物(特にジュリエットのパパ)がまじで娘の話に耳傾けない頑固ものだったんですね...

自分が絶対っていうの。
娘が死んでから自分が悪かったって気づいても遅いとおもうんですわ...

ロミジュリってメリバ(メリーバットエンド)だけどさ(見ている側からしたらバットエンドだけど、本人たちにとってはハッピーエンド)

なんというか色々切ないよ…

ロミオもジュリエットも死んで二人は結ばれたって。
そんな悲しい結末...

もちろん二人にかかわった人たちは悲しい気持ちなのでそこはバットエンドなのですが...

これまぁ某劇団のオタクにしか通じないけど「ビョードロ」みおわったあとみたいな感じでしたね。(興味あったら検索してみてください)

そのあと、カテコに入る前にジュリエットを起こす道枝ロミオが

まじで天才だった。

そして起こした後もステージの段差があるからってジュリエットに手さしのべてて

めっちゃ紳士すぎて美しすぎて沸いた。(絵面だけでごはん食べれそう)

まじで最後までずっとロミオ憑依させてたわ...(最高かよ)

カテコでキャスト全員でダンスするのだけどそれもまぁロミジュリがかわいくてねぇ。終始最高に沸き散らかしました。ありがとう世界。

カテコ3回あってラスト会場スタンディングオベーションだったんだけど、その日が全員たったの初めてだったみたいで(エゴサした)道枝くん出てきた瞬間目丸くしてびっくりしながら目うるうるさせて「ありがとうございました!!」っていうからもう泣きそうになりましたよね…

あの瞬間憑依してたロミオから素の道枝くんがみえてとても母性をくすぐられました。

お声枯れてたけどちゃんと声でてて道枝ロミオ終始素敵だったよ…

もう観劇できてほんとよかったです。
素敵な舞台を見た後の余韻ってホント鮮明だからさ...

良質な時間でした。ありがとうございました。





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