体重計2

数字より見た目

こんばんは。

これは何度もお伝えしている事ですが、数字だけに囚われるのはお勧めしません。体重や体脂肪率という数値はとてもわかりやすい指標ですので、そこを管理したり参考にするのは決して悪い事ではありません。

しかし、そこだけに囚われてしまうと効果が半減してしまう事もありますし、実際効果が出ていても数字に表れないと信用できず疑心暗鬼になってしまったりなんて事も。

基本として捉えていただきたいのは一口に体重といっても、そう単純なものではありません。脂肪と筋肉では同じ㎏であってもサイズが倍ほど異なります。

目標を数値化するのは確かにわかりやすいですが、例えばダイエットの目標が50㎏になる事だとします。でも実際は同じ50㎏であっても55㎏に見える場合と48㎏に見える場合があります。目標の50㎏だとしても見た目がそれ以上であれば真の意味で目標達成とは言えませんよね。

逆に53㎏であってもボディラインが締まっていれば見た目は50㎏以下に見えるかもしれませんし、それは目標達成したも同じと言えます。体重計の数値を背中に貼って歩くわけでも、顔に数値が表示されるわけでもありません。見た目が理想通りであれば、それこそが目標達成だと言えます。

体重計に乗る事は大切な確認作業の一つではあります。中には毎日500g単位で体重の調整をされる方もいらっしゃいます。逆に体重計にはあえて乗らずに見た目重視、サイズ重視で頑張る方もいらっしゃいます。管理の仕方はひとそれぞれですが、数字が全てではない事を心に留めていただきたいです。

ちなみに私が過去に12㎏のダイエットに成功した際は、あえて体重計には乗らない方式を取りました。日々の小さな増減に振り回されたくは無かったからです。半年間体重計には乗らず、メジャーでサイズのみ測っていました。決してそれだけが正しいというわけではありません。日々体重を管理する場合も、見た目やサイズ感を意識していただけたらと思います。

体重が減っていても、実際に減ったのが筋肉や水分だけではあまり意味がありませんし、体重が増えたとしても筋肉量が増えたのであればそれは喜ばしい事かもしれません。つまり体重も大切な指標の一つではありますが、それだけに特化するのではなく、他の指標も参考にする事が必要です。それによって自分の理想と現在の自分との違いを正確に把握しやすいですし、目標達成の度合いが上がります。しつこいようですが、数字より見た目を意識していきましょうね。





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