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焼き菓子屋開業計画:融資その後

2021年7月14日

イベント出店のため
数日前から事務仕事は
置いておいて
レシピと米粉とココナッツオイル
そのたもろもろ
おなじみの材料や道具とお付き合い

パソコンの前に座っても
作るのは
表とかじゃなくて
成分表示など

そうそう、私の本業は
これだった(笑)

14日は朝から出店先で
陳列作業をしてから
車を少し離れた
コインパーキングに
停めにいったところで
一本の電話がかかってきました

日本政策金融公庫の
担当のN氏

面談を受けた翌日から
ちょくちょく
N氏からは電話があり

そのたびに緊張してました

確認の電話ばかりですが
こまごまと

それでも
「ちょっとご確認したいことが」

と言われるたびに

ドキドキしてしまう

この確認によって
ダメになるのでは

という不安

なので、またなんか確認?

と慌てて車を停めて電話にでると

「ご融資が決まりました」


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やったぁ

私は国からお金を貸していただき
それで商売をしていきます
自分が楽しいと思える事
それがほかの方の喜びになること
こんなに幸せなことはありません

覚悟を決める

正直
ここまで
「まだやれるかわからないけど」
という言葉が
いつも枕詞でした

共同出店募集も
受け入れていただけるか
まだわからないけど

受け入れていただいたけど
設計、建築の
費用が予算内に収まるのか
見積を出していただくまでは
決定事項ではないから
「やれるかわからないけど」
まずは出していただいてから

厨房設備見積もり時も
まだ共同でやれるか
決まってないけど・・・

ずっと

「やれるかわからないけど」

とりあえずやるために
知らなきゃいけない事を
知るために見積もりを・・・

融資をいただけるか
まだわからないけど・・・

正直、融資がもらえるもらえないに
関わらず、もう
物件契約も済ませていて
最悪、子供の大学までの
学費としてよけている分を
使ってでもやるしかない
融資の金利より
奨学金の金利の方が低いし

というレベルまで来ていたのにも
関わらず

融資が決定するまでは
まだ本きまりじゃない

と勝手に自分の中に
防波堤?みたいな気持ちを
持っていました

親にも妹にも内緒だから
仕事で今後影響が大きい方に
だけ何となくお伝えしている

だけ

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ですが、さすがに
国から借金をしてしまった
もう決定してしまった

ということで
イベント中に
妹には報告しました

ただし、親には黙っていてね

という条件付きで(笑)

身内にちゃんと言えたことで

すっかり気持ちが

「まだ決まってない」
「やれるかどうかわからない」
「とりあえずやれることだけ」

というなんというか

アクセルとブレーキを
同時に踏んでいるような
変な気持ちのつかえがとれました

「やります」

開業資金になったらいいよね
という気持ちで2019年から
パートのお金を
貯金してきましたが

2020年には
いつかいつか
5年後くらいには
お店出せたらいいな
くらいで起業塾に通いましたが

2021年10月中旬

いよいよ開業、開店します

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大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。