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ゆら
2018年12月15日 20:01
森の入り口にある小さな木の家。煙突からは煙がもうもうと立ち昇っている。また暖炉に湿った木を入れたんだな…火事に間違えられても知らないよ、とため息をつきながらギィ…と音を立てて古びた木のドアを押し開ける。 「また来たのか。たまには友達と外で遊びなさいな。」煙の原因となっている暖炉の方を向いたまま、ロッキングチェアーに深々と腰を掛けた老人が言う。「煙突の煙がすごいから見に来てあげた