見出し画像

多様性のリアル、管理職になる準備とは?

女性社員から管理職になるには、どんな準備をしたらいいですか?と聞かれることがあります。教科書読んでみても、そうは言っても現実は、、、って思うよね。そんなあなたに、リアルにまとめてみようと思います!

  1. 仕事の知識やスキルを身につける:必要なことは3つ。ポイントはそれを順番一つずつやるのではなく、同時行うことです。

    1. 本や参考書を読む。単独で勉強できるけど、あまり気が乗らない場合には、研修や勉強会などに参加するのもいいし、「みんチャレ」アプリに登録して、バーチャル仲間と励まし合いながら習慣化するのはオススメ。

    2. 実務経験を積み重ねる。リアルは本の通りにいかないので、これはもう組織に入って協働しながら学ぶしかない。

    3. 質問・要望・不安は都度、上司・同僚とシェアする。一人で抱えこまない。”Ask for help”のスキルを磨くのがとても大事。

  2. チームマネジメント能力と上司サポート能力を磨く:中間管理職は、部下を指導しチームをマネジメントすることと、自身の上司をサポートすること両方が求めらる。業種や職種によって違いがあるかもしれないが、私が今現在思っている一番大事なポイントは2つ。

    1. 心理的安全性の高いフラットなコミュニケーションの場をつくり、多様な部下たちのやる気を引き出すことができたら理想。100点とるのは難しいけど、傾聴力を高めコーチング的かかわりを学んでいくことで、近づいていけると思う。

    2. 生産性高くプロジェクトをマネジメントし、組織の求める成果を出すことで、上司の信頼を得られる。上司の世代と部下の世代は価値観が異なるので、間に挟まれ苦労しがちなのは確かです。でも、仕事の成果を出すと、上司はあなたにより自由度を与える可能性が高い。

  3. 組織のビジョンや戦略を理解する:会社のビジョンや戦略を理解し、自身のチームの業務をそれに合わせて遂行する必要がある。

    1. 組織の方針や目的を理解していない、または解釈が自身のものと違う上司や同僚が多くいるように感じるが、がっかりしない。いまいちな上司のことで悩むより、自分がリーダーになりビジョンを実現する側にたつことを目指そう!

    2. 自分なりに腹落ちし、自身の業務に落とし込めるように努める。組織のビジョンや戦略は、往々にして理想的すぎて日々の仕事を繋がりが見つけづらいと思うけど、自分なりのロジックで自分ごとにすると仕事が楽しくなる。

  4. コミュニケーション能力を高める:部下や上司、他の部署とコミュニケーションを取ることが多く、そのためのコミュニケーション能力が求められる。

    1. 相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行う「アサーティブコミュニケーション」を目指そう!コミュニケーションスキルを高めるために、外交的である必要はない。無理に自分のスタイルを変える必要はないが、透明人間になってはもったいない。

    2. 人間の考え方、性質、行動は多様であり、自身と相手の傾向を理解することで、より良いコミュニケーションができると信じることを決める。みんな違ってみんないい。多様性を価値観に加えよう。

  5. プロジェクトマネジメントのスキルを磨く:自身のチームが担当するプロジェクトのマネジメントを行うときに、信頼される人になる。

    1. プロジェクトの進行管理やスケジュール管理、コスト管理などに関する知識を身につける。

    2. 部下に「丸投げされた」または「マイクロマネジメントされた」と思われないために、遠慮しないでストレートにコミュニケーションをとること、信頼関係を結ぶことが大事。

こんな準備をして、キャリアを積んで管理職になると、新しい世界でぐっと幅を広げて仕事ができて楽しめます。太字の部分については、さらに詳細をブログで紹介していきたいと思っていますので、お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?