体重100kg 家族との関わり②
体重100kg 家族との関わり②
中学校入学時には70kg近くあり、卒業する頃には90kg近くありました。
高校入学後100kgになり、その後1年間で100kg→70kgと30kgの減量をしました。
その後1年で20kgのリバウンドをし、過食嘔吐が始まりました。
それから体重がどんどん減りました。
父と母は私が過食嘔吐としていることに早い段階で気づきました。
毎日ではありませんが、父と母それぞれから過食嘔吐を辞めるように言われました。
それでもわたしは従うことができませんでした。
太っている自分が大嫌い
早くこの大嫌いな自分から理想の痩せた自分になりたい
痩せさえすれば幸せになれる
そう思い込んで、過食嘔吐を続けていました
その後、父が病気で他界しました。
私がまだ高校在学中です。
父と母は私達が手から離れたら離婚をする予定でした。
そんな夫婦関係でしたが、母は病院に泊まり込み最後まで病床の父を看ました。
わたしも学校帰りや休みの日は病院で母の代りに父の側にいました。
泊まり込みだった母を家に帰すため、私にできることはやろうと思いました。
私が過食嘔吐を辞められないまま、父は亡くなりました。
その当時は子どもだったのか、そのときは何も思いませんでした。
入院中、寝言で「それ以上食べたらだめだ!それ以上太る!」と私のことを言ったことがあったそうです。
私はその場にいませんでしたが、あとで母から聞きました。
今思い出すと、父は心配したまま最期を迎えることになってしまい申し訳なかった気持ちになります。
その後、母との生活が始まりました。
母は前を向いて歩き始めました。
今までの人生を取り戻すように。
昼は仕事、夜はスポーツジムへと、家にいることが少なかったので私は気が楽でした。
誰もいないときは、人のことを気にせず食べることができたので。
どんどん体重は落ちていくことが快感でした
「太っていたことをいじめてきたやつを見返してやる」
「これから楽しい人生を送るんだ」
卒業する頃にはMAXの100gkより30kg以上少な60kg台の体重なっていました。
大学進学をするために地元を離れました。
これからの楽しい人生を思うと、気持ちはワクワクしていました。
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