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宮島-尾道-しまなみ海道 広島の旅-2日目 宮島篇

広島旅行2日目は、宮島へ。
そこで見た厳島神社の鳥居の衝撃的なお姿。
おみくじを引いたり、あなご飯を食べたり、干潮になった境内を歩いたり、ビールを飲んだり。日暮れまでゆっくり過ごした宮島の一日。

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宮島到着

この日からレンタカーを借りて移動。
宮島口に車を停めてフェリーにのる。この日も快晴。

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島に着くとあちらこちらに鹿の姿が。

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奈良公園の鹿のように人に慣れていて、近付いても全く平気な様子。白いお尻がかわいらしい。

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70年に一度の大鳥居のお姿

所々でくつろぐ鹿たちを眺めながら、食べ物屋さんが連なる通りを歩いて行くと、青い海の上に見えてきた。
なんとこの時ちょうど改修工事中だった、厳島神社の大鳥居。

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厳島神社と言えば、海の上に建つあの荘厳な朱の大鳥居が真っ先に思い浮かぶのに。その鳥居がこのお姿。

広島旅行の手配を済ませた直後に改修中ということを知ったので、わかっていたのだが。
実際に見ると予想以上に工事現場感が強くてショック。ショックで写真も完全に飛び気味である。

70年に一度という、改修工事のタイミングで訪れてしまったわたしたち。
しかしこのお姿、生きてるうちにはもうお目にかかれないので。逆に貴重ということでね。

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厳島神社参拝

厳島神社の境内に到着したのは午前11時半。
この時はちょうど満潮。

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海の青と社殿の朱色の対比がとても美しかった。

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おみくじを引く。
厳島神社のおみくじには、吉や凶以外に「平」という結果があるらしい。
わたしは「産屋建兆(うぶやたてのちょう)」という末吉。

おみくじの内容は古事記の中の一節を引用しているのだそう。

そして夫はなんと凶。(夫、凶を引きがち。)
調べてみると、厳島神社のおみくじは凶が出やすいそうで。そのように伝えて励ます。

あなご飯を食べに行こう

境内を一通り見たところで、いったんお昼。せっかくなので、宮島名物のあなご飯を食べに行こうということに。
ご飯に関しては何も調べずに来てしまったので、とりあえずどこかで休憩しながら決めようと、島内を散策。
途中、良き階段があったので記録。

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「ミヤジ」さんというカフェに入る。

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お店の外観も店内もレトロでいい感じ。
店主さんがこの辺りの観光についていろいろお話して下さったので、あなご飯屋さんについても聞いてみる。丁寧におすすめのお店と、それぞれのあなご飯の特長についても教えていただいた。
どこも美味しそうだったが、最終的に「うえの」さんと「ふじたや」さんで迷う。うえのさんはフェリーで宮島口まで戻らないといけないということで、歩いて行けるふじたやさんに決定。

ふじたや

ミヤジさんから5分くらいかな、歩き、ふじたやさんに到着。
外にベンチが並べられた待合所があり、若いカップルが先に1組だけ待っていた。
この日は平日だったのでガランとしていたが、待合所の大きさからして普段は相当待つのだろうな。

待合所の裏は山で崖になっているのだが、物音がしたので見ると一頭の鹿が滑りながら斜面を歩いていた。おお、こんなところにも鹿が、と見ているとカップルのふたりも隣にやってきて、一緒に話しながら鹿を見守る。

そんなこんなしているうちに呼ばれて店に。
余談だが店に入る時に名前を書いた表を見ると、先ほどのカップルさん、私たちと同じ苗字であった。多い苗字ではないのでなんだか親近感。

メニューはシンプルにあなご飯と、その日の小鉢が何種類か。
小鉢の中から「あなごの肝」を注文した。

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そしてあなご飯。

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これまでお寿司屋さんなどで食べたあなごはタレの味が強いイメージだったが、ふじたやさんのあなご飯は、あなごそのもの味が美味しいという感じ。
ふっくら焼いてあって香ばしい。
うなぎと同じように、注文してから結構待つのだが、甲斐があったなと思える美味しさだった。


お会計をしてくれたおばあちゃんが、「今日は空いていてよかったですね、連休はかなり並んでいただいたんですよ」と教えてくれた。

ミヤジさんでも同じことを聞いた。連休明けの平日だったので、お店はどこもほっとした雰囲気だったもよう。

お店の外観、内観は写真を撮り忘れてしまったが、緑多い中庭もあり、田舎の親戚の家のような、懐かしい、良き雰囲気のお店であった。

満足して再び厳島神社へ。

干潮の厳島神社

海沿いを少しぶらぶらして、再び厳島神社に参ったのが16時過ぎ。
すっかり潮が引き、さっきまで海だった場所が歩けるようになっている。

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日が傾いて、足場に囲まれた鳥居もシルエットが見えるようになっていた。
この時間は修学旅行生の姿も。

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上の3枚はオールドレンズで撮影。

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こちらは比較的広角のGRIIIで。
鳥居は改修中じゃなければ、歩いてくぐったりできたのだろうか。

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鹿もお散歩したもよう。

宮島ビール

厳島神社を後にし、お土産屋さんや飲食店が立ち並ぶ商店街の方へ。
往路で通った時に必ず立ち寄ろうと決めていた、宮島ビールの生が飲めるお店「MIYAJIMA BREWERY」さんへ。

MIYAJIMA BREWERY
https://miyajima-brewery.com/

運転手の夫からは、気にせずたくさん飲むように、というお言葉をいただいたが、助手席で寝ちゃったりするのが個人的に嫌なので控えめに。飲み比べセットだけを注文。

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左からIPA、ヴァイツェン、スタウト、かな・・・
詳しいメニューは記録していないのだけど、ペールエールがめちゃくちゃ美味しかった。
お天気も良かったので外の席でいただいた。外で飲むビールはまた格別。

夕暮れ

ビールを飲んで海岸の方に出ると夕暮れ。
夕陽は雲に隠れて最後まで見ることはできなかったが、空も浜辺もきれいであった。

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いろり山賊

この日からレンタカーを借りたのは、この後山口の方まで行くため。
夫の同僚の広島出身の方の情報によると、山の中に変わった居酒屋があるということで、ドライブがてら行ってみることに。

普通に暗い山道を走っていると、急に赤提灯の集落が現れる。お城なんかの建物もあって、なんと言うか、現実的ではない。狐に化かされているみたいな不思議な気持ちになった。

ここではキレイな写真が全く撮れなかったため、公式サイトをぺたり。
わたしたちが行ったのは玖珂店。

いろり山賊ホームページ
http://www.irori-sanzoku.co.jp/

思ったより移動に時間がかかって、食べ始めたのは22時前。ちょっとスケジュールに無理があったかな。

ホテルに戻り、就寝。3日目に続く。

・・・

3日目はこちら 宮島-尾道-しまなみ海道 広島の旅-3日目 尾道篇



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