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春を告げる

作詞 くじらさん
作曲 くじらさん

春を告げる

2020年4月17日公開から
再生回数8000万以上

言わずと知れたyamaさんの
代表曲「春を告げる」


今でこそyamaさんにかなり強烈な
片想いをしている私ですが

最初にこの曲を聞いた時
意外かもしれないけど


あんまり響かなかった

何故なら‥私はものすごい
勘違いをしていたから

yamaさんのピッチと
リズムが完璧すぎて

「これ歌ってるの
ボカロ‥だっけ?
人じゃないじゃん」


なんて思っていたのだ


でも、ちょっと懐かしい
テクノっぽいキーボードと
チャラチャラと鳴るギターのリフが
耳から離れない

それにこんな早い曲
人間が歌えないよ
なんて思うと
俄然闘志がわいてきて

結果何度も何度も聴いて
歌う

‥が、それにしても

「明日には消えてる電脳城」???
「開幕戦打ち上げて???
いなくなんないよね」???

全然歌詞の意味がわからなくて
一生懸命YouTubeのコメントを
読み漁ったりもした


結局いまだに意味は
よくわかっていないんだけれど

yamaさんがインタビューで、
「正に、自分だな、と思った」

と言っていた

とにかく1音1音が短く
上下も激しいので
早く思えたけれど
曲自体のスピードは
速いわけではないという
不思議な曲

キーが高めなので
裏声と地声の切り替えと
とにかくリズムと音程を
正確にするのが難しい

yamaさんが

「最初の『深夜、東京の6畳半
夢を見てた』に全てをかけた」
とインタビューで言っていたが、

確かに完璧‥。


そして歌詞にも
くじらさんのこだわりが


「深夜、東京の6畳半」
のしんや、の「shi」

yamaさんの「i」の息漏れ
この魅力に注目して

出だし1秒で聴く人の心を
キャッチする為に
わざわざ「i」が入る歌詞に
していたんだとか

!!!

出だしが「shi」って
私のような凡人が実際歌うのは
本当に難しい。


これをファーストテイクで
歌ったyamaさんは神だ 
(それについては今度詳しく書こう)

そして最後の
「電脳城に」は最初の部分と
少し違うアレンジがされている

実際ここまで歌うとヘロヘロで
アレンジする余裕はないのだけど


あと、この曲のベースが実に良い
何でもくじらさんは
ベースを弾く方らしく

いいところに時々入る
ブィーンというのが


あ、絶対これ弾いていて
気持ち良かっただろう!
と思ったり


春、憧れの都会に出てきて
学校とか会社とか
期待で胸いっぱいだったのに

コロナの影響で外にも出れず
繋がりを持てない

そんな人たちの心に
グッサリささった

そして

この時ベストパートナー
くじらさん書き下ろしの
この曲がyamaさんの
はじめてのオリジナル曲というのも

運命なんだろうな

そして

SNSの繋がりだけで
一度も会う事なく
作られたこの曲が

繋がりを求める孤独な人たちを
癒してきたという不思議





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