公認会計士試験とわたし

「本当に受かりたいの…?」
ハッとしてしまう問いに考え込んでしまいました。

私は、お仕事をしながら、公認会計士資格取得に向けて奮闘している社会人受験生です。

現状でも問題なく生活は出来ている。
毎日楽しくて幸福度も高い。
でも物足りない。コンプレックスを払拭したい。その心の隙間が私にとっての資格の存在でした。

2019年は私にとって人生のドン底でした。

とある日、めまいに耐え切れず病院に行くと低音域があまり聞こえてない事が発覚しました。(※病名は伏せます。)
薬を服用するも悪化するばかり。

その後、
ベッドから立ち上がれなくなり、
電車に乗れなくなって、
人に会う事がこわくなって、
家族や職場の方々に「ごめんなさい」と心の中で謝り続ける毎日。

身体が壊れて、
ついに心も壊れてしまい、
そんな自分が
情けなくて大嫌いでした。

受講相談をした際にも、お医者様からも転職をするよう勧められ、ようやく転職に踏み切りました。

休職する前、会計士や税理士の先生方とミーティングする事が増え、
自ら考え、知識を集結させて物事を推し進めて行く事に楽しさを見出していたところだったので、
監査法人ないし税理士法人に転職したいなと漠然と考えていました。

無事2019年10月に現在働いている税理士法人から内定を頂き、同年12月から社会復帰する事としました。

社会復帰日に向けて、
久々に友達と会話をしたり、
旅行に行ったり、
少しずつ資格の勉強も再開したりと、
リハビリを始めました。

その後12月に入り、始めは仕事に慣れるのに必死でしたが、上司にも職場環境にも恵まれ、現在は仕事をしながら勉強できる環境に感謝しかありません。

今もたまに体調を崩して仕事をお休みしてしまう日もありますが、以前の真っ暗な日々と比べると雲泥の差です。

会社に守られているという安定を捨て、勇気をだして転職して良かったなと感じます。

長々と過去の振り返りをしましたが、ここで冒頭の問いに戻ります。

「本当に受かりたいの…?」

答えはYESです。

しかしながら、税理士法人で働いてみて、税理士資格の魅力も感じ、会計士にこだわらなくとも良いのかなと感じる事もあります。

そこは高校時代から憧れの資格だった事もあり、頑固で不器用な私の意地なのだと思います(笑)

私自身、会計士や税理士の資格のステータスに魅力を感じるのではなく、その後の仕事の幅に繋がると感じている為、どちらも大変魅力的な資格であると考えます。

加えて、2019年の出来事があったからこそ、完璧な自分で無くても良いのだなと気付く事ができました。

自分を大切に出来ない人は、
周りを大切にする事も難しいと考えるようになりました。

以前の私は、周りが幸せであれば、自分はどうでも良いかなと考えるタイプで、仕事を頼まれたら全て引受けていました。

結果的に体調を崩して、職場の人員に穴を開けて、大切な家族や友人にも心配をかけてしまいました。

また、時間は有限です。何かを得る為に何かを捨てる必要がある事も覚えました。

私自身は一度亡くなり、
新しい私になって人生を歩みだしたと考えてます。(※りこゾンビ化計画)

現在の私に最も重要な事は、
公認会計士資格取得に向けて
目の前の課題をコツコツクリアしていく事です。
そして、そこから自分に自信を持って自分の事を大好きになりたいと思います。

そこを改めて考え直させて下さり、
冒頭の問いをかけてくださった方に感謝の気持ちしかありません。

家族、勉強仲間、友人、職場の方々、お客様…様々な方々に感謝して、毎日笑顔で頑張ろうと思います!

長々と読んで下さり、ありがとうございました♪

皆さま各々悩みはあるかと思います。そんな悩みを抱いている方々の気持ちが少しでも晴れやかになりますように。

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